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UKマクドナルドCMの放映中止に思う

2017年5月22日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日(2017年5月18日)のヤフーニュースに「英国のマクドナルドのTVCMが子供の不幸を利用したとして放映中止においこまれた」という記事がありました。

「問題のCMは、少年が母親に死別した父親のことを聞くというストーリー。母親の語る父親の姿は、サッカーが得意で、靴もきれいだったなど何から何まで少年とは違っていた。がっかりする少年だったが、マクドナルドの店内でフィッシュバーガーにかぶりつこうとしたときの母親の言葉で表情が変わる。「お父さんもそれが大好物だった」――。このCMに対し、英国広告基準局には視聴者から約100件の苦情が届いた。ファストフードの宣伝に人の死による悲しみを利用しているという批判や、6月18日の「父の日」が近いことを意識したCMだとの指摘もあった。」

というものでした。

この記事には実際の映像は掲載されていませんでしたが、Youtubeを調べてみましたらまだありましたので、ご覧ください。

私は、一定以上の影響力がある個人や企業が何らかの表現を公にするとき、そのことによって傷つく人が社会的意味を持つ程度に存在する可能性が高いとわかっている場合にはそれを実行するべきではないと思います。

そして、そのような考えのもと、この映像を見ました。

私には、両親が健在ですし、小さなころに父親を亡くすということがどれほどの悲しみなのかを実感した経験がありません。

しかし、そのことに想像力を膨らませたうえで、この映像を再び見ましたが、正直英国マクドナルド社がこのCMを公開した判断が記事のように非難されるようなものだという認識に対して理解できませんでした。

もしこのCMによって多くの母子家庭に育つ子供が傷つくということなら、「人が故人を思うこと」が不幸なことだということになってしまうような気がするのです。

もちろん、これは世の中にそのような認識を是とする人がどれだけいるのかということに関わってきますので、これはあくまでも私の個人的な実感として述べたまでですが。

しかし、このCMを非難するのであれば、その前に非難しなければならないことはこの世に溢れすぎているということも厳然たる事実だと思います。