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韓国英語村視察報告

2014年1月1日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

私は、この年末12月25日から30日まで、5泊6日の行程で、韓国の京畿道(キョンギ道)坡州市(パジュ市)にある「English Village」に視察を兼ねて研修に行ってまいりました。

韓国にはここだけでなく、各自治体(日本でいう県)単位で英語の研修施設を持っており、小学校、中学校、高校の生徒の実践の場および、教師のトレーニング施設として機能しています。ただ、最近では、どこも経営的に厳しくなってきており、実際の運営は民間会社に任せるところがほとんどだそうです。

今回私がお世話になったここパジュ英語村はその中で最大級のもので、また数少ない「公営」が保たれている施設だそうです。84000坪といいますから、ランゲッジヴィレッジの16個分、東京ドーム6個分というとてつもない大きさです。


(全体案内図です。本当に素晴らしいハードです。ただ、クオリティでいうと福島のブリテッィシュヒルズさんには細部のこだわりは劣るかな?といったレベルです。ハードについては到底LVが戦えるような代物ではありません。ですから、LVはソフトにこだわるのです!)

ここで、現地韓国の小学校の英語の教師向けのトレーニングプログラムに混ざって参加してきました。

今回の研修では私にとって「日本の英語教育の行く末」を考えるうえで非常に有益な材料を提供していただけたと思っています。

実は私がこの視察研修に出発する少し前に「小学校英語教科化」と「中学校英語は英語で行う」の方針決定という英語教育行政の大幅転換がニュースとなったのですが、皆さんはご存知でしょうか。

「小学校英語を教科化し、中学校英語は英語で行う」  記事は こちら

文科省HPは こちら

これを受けて大方の親御さん、そして経済界の一部の方々は「大賛成」「むしろ遅すぎる」という反応を示されたと思います。

ですが、英語教育を何とかしなければと本質的に取り組む意思のある英語教育の専門家の方の多くは、「大反対」なのです。

もちろん、私もです。

「使える英語」の総本山と自らLVを位置付け、それを商売にしている私のような人間がこのようなことを言うことに「えっ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、絶対にダメだと思うのです。

少なくとも、「今の日本の教育環境で日本人が英語を外国語として学ぶ」という前提では絶対にです。

これを機に、私のブログでは今回の文科省の方針が「絶対にダメな理由」をテーマに書いていきたいと思います。次回以降、数回の連続ものとしていろいろな角度から皆様にご納得いただけるように説明させていただきたいと思っています。

今回は実際に1997年に今の日本の文科省と同じような「覚悟」を決めて15年先に実行している韓国において小学校の英語の先生として活躍されている方たちと一緒に机をならべて学び、彼らに対してその進捗具合や実態を聞き取りするという非常に貴重な機会を得ました。

また併せて、英語教育を何とかしなければと本質的に取り組む意思のある英語教育の専門家の方々が書かれたこの問題に関連する本を日本から数冊持参して読みました。

これらを踏まえて、しっかりとお伝えしていきたいと思っています。

それでは、以下に滞在中現地で撮った写真を載せておきます。

入場門。ここから入ったら、基本的に英語のみというお約束なのですが、その徹底ぶりはぜんぜんたいしたことはありませんでした。休み時間や食事時間は講師とはまったく別行動ですし、日本語や韓国語が飛び交っていても注意はされません。この辺の、英語オンリーのノウハウはLVが世界一です!


「市庁舎」。中はがらんどうで、「President`s room」と「conference room」のみでした。


私が実際に泊まったドミトリー。二人一部屋で韓国人の教師の方と同室でした。韓国人と日本人は個人対個人では世界で最も分かり合える仲だと改めて思いました。非常に居心地がよく、いろいろなことについて深く考えを共有しました。今後も連絡を取り合える非常に稀有なご縁を得たと思っています。なのに、国対国となると、、、これは非常に残念なことだと思います。


クリニックもありましたが、今回病気をされた方は結局は市内の病院に行かれたそうです。


食事はビュッフェスタイルですが、やはりLVと一緒でずっと洋食では飽きてしまうので、韓国の家庭料理的なものが出されました。


内容はこんな感じ。やはり必ず三食欠かさずキムチと韓国のりが出されました。


コンサートホールもこんなすごいものがありましたが、一度も使われませんでした。民営化せざるを得ない理由はここらあたりにもあるような気がします。英語教育は、やはりソフト産業であるべきだと確信した次第です。


パジュ市は38度線に接する都市で、英語村から3キロで北朝鮮です。このような有刺鉄線がずっと長く張られていて、韓国軍の兵士の見張り小屋が等間隔に設置されていました。