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高城剛という生き方

2017年5月12日 CATEGORY - 代表ブログ

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皆さん、こんにちは。

突然ですが、「高城剛」という名前を聞いてイメージするのはどんなものでしょうか?

沢尻エリカの元ダンナ、サル顔の半ズボンおじさん、ハイパークリエイターという肩書で何やってるか分からないうさんくさい奴。もちろん、これらは私が言っているのではなく、他の人のブログから抜粋してものですよ、念のため。(笑)

私は、そういったイメージを持つまでもなく、彼の存在にほとんど興味がありませんでしたが、今回「私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。」という本を偶然手にして読んでみましたら、それらのイメージとは違った側面を持ったすごい人ではないかということを感じましたので、この本の感想とともに、彼について書いてみたいと思います。

この本は、文字通り、「高城剛」について高城剛が書いた本です。

その中では、彼が自分は何者で何を考えていて、何をしていてこれからどう生きるのかというテーマについて好き勝手に語っています。

その多くは、いわゆるエキセントリックなものが多く、その言葉だけを取り上げれば、先述したような「ハイパークリエイターという肩書で何やってるか分からないうさんくさい奴」という評価をしてしまいそうになるものも少なくありません。

もちろん、彼の仕事の実績を考えれば、当然しっかりしたものを持っているはずだということは分かるのですが、それをそう感じさせないような雰囲気が全体を通して漂っているのもまた事実ではあります。

しかしながら、本書を読み進めていくと、実はそのエキセントリックな発言や行動の裏に、人間の本質をえぐるような考え方が時折見え隠れしてくるのです。

例えば、「今一番頭を使っていることは何か?」という質問に対して、「いかに働かないか」というようなことをポッと答えてしまうような。

ただ、その後すぐに彼はこう続けます。

「『いかに働かないか』を考えることは、戦争に勝つことより、戦争をしないことに頭を使うことと同じ。それが、この時代の知恵もののすることだと思います。誤解のないように言いますが、人を当てにするのとは違います。生活の質を変えることを意味します。」

また、「コネがない、英語が話せないといった中で世界で仕事をしたいとおもっても実際には難しいのではないか?」という質問に対しては、「コネや言葉じゃない。やってきた仕事と、今ある課題に対するアイデアだけが問題なのです。今の時代、海外飛び込み営業しなくても日本に居ながらにしてネットでアプローチがいくらでもできるのです。だから、最大の難関は『難しい』という自分の気分なんですよ。」

「クリエイティブの最大の敵は、恐れなのです。失敗したら日本に戻ればいい。そのための母国なんだから。」

続けて、「ピンチの時どうしますか?」という質問に対しては、「ピンチこそ、人生の醍醐味ではないでしょうか。そのピンチをどうとらえるかで人生は変わってくると思います。変に自分を守ったりせずに、まずは自然に流れるように流れて、客観的にピンチを見ます。その流れを感じ、そのピンチに同化しながら機会を待ちます。実際、同化した時点で、そのピンチはすでにピンチではなくなります。」

このあたりに来て、私はこの人は、しっかりと自分に責任を取ったうえで、発言や行動を行っているのだなということがはっきりわかりました。

他人から見ると、エキセントリックなものに見えるのは、実はそう思う他人こそが人間の本質を見ずに、流された生き方をしているからそのように見えるのかもしれないと、自分を反省する気にさえなりました。

また一人、興味をそそられる人物に出会えた気がしました。