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アジアの歌姫テレサテン

2007年6月3日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

私はほとんどテレビのドラマを見ることはないのですが昨日はテレサテン物語を最初から見ました。

テレサテンは昔、母の車の中でいつもかかっていたので今でもメロディーがあれば口をついて出てくるくらい記憶に残っています。

ただ、自ら積極的に興味を持って聞いていたわけではなく彼女のバックグラウンドについても台湾出身の歌手で、亡くなるときにいろいろな憶測が乱れ飛んだという事実しか知らず、昨日のドラマにおいて詳しく知ることになりました。

このドラマによって、彼女は日本でも歌を歌いながらも、中華人民共和国と中華民国の政治的な狭間で非常に苦悶しながら、それでも力強く生きぬいた人なんだなと理解しました。

また、もう一つ、彼女の国際性についても感心させられました。

東南アジア、日本、そしてオフィシャルではないにしろ中国本土でも水面下で圧倒的な民衆の支持を得ていて、晩年にはフランスにも生活の拠点を持っていたようです。

そんな彼女でも台湾人として日本に来るには政治的にいろいろな障害があったようです。

翻って、日本とアジアの国との関係はいまだにスムーズなものとはいえません。

LVが日本に講師を呼び寄せるためのヴィザの申請についても非常に大変です。

こんなに近くの国であるにもかかわらずにです。

遠い、欧米の国々から人が来る場合にはビザは簡単にとれるのに、近くの中国は煩雑な手続きを経なければなりません。

非常に矛盾を感じます。

もっと、日本と中国をはじめとするアジア諸国が精神的にも政治的にも近くならなければなりません。

そのお手伝いをLVはこれからも続けていくつもりです。

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