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2011年9月25日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

2011年9月24日、本日の午後にはアメリカが20年前に打ち上げた大きな人工衛星が、その役目を終えて大気圏に再突入し、燃え尽きずに地球上に落下するとのことです。

その破片が、地球上の人間に当たる確率は、3200分の1。

落ちる時間も、落ちる場所も計算できないという中で、人間に当たる確率の計算をするということで、この計算もかなりいい加減なものだとNASAも自ら言ってますが・・・・

このニュースに関連して日本政府が首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置したそうです。

このニュースに接して、大きな違和感を感じてしまったのは私だけではないと思います。

3200分の1の出来事に対応するのに、1000年に一度の大津波には目をつぶるというのはどういうことでしょうか?むしろ、逆に、今回の連絡室設置はそのことの反省の上にたってのことでしょうか。

どちらにしても、福島から遠い静岡県民の私でさえ、このニュースに対して違和感を持ったわけですから、今回の福島原発の事故で大変な生活を余儀なくされている方にとってはかなり複雑な感情をもたれたこととお察しします。

ともあれ、今回私たちがこのトピックから、感じ取らなければならないのは、人間の行くところすべてを「ごみ」(デブリー)でいっぱいにしてしまうということではないかと思います。

先日のニュースで富士山が8年前、そのごみの多さから世界自然遺産登録に失敗したため、今年は自然遺産登録をあきらめ、文化遺産登録に政府として推薦する決定があったとありました。

まさに、このニュースもごみネタでつながっています。

政府としても我々個人としても、もっと一つ一つの問題の根本に目をやって自らを律していく必要があると感じさせられました。

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