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影響力と情報の価値

2013年4月14日 CATEGORY - 代表ブログ

(川島選手のブログより)

皆さん、こんにちは。 

書籍紹介のブログで紹介したサッカーの川島選手の著書『本当に「英語を話したい」キミへ』を題材に書いてみたいと思います。

紹介ブログでも書きましたが、まず彼がサッカー選手でそのうえ、外国語ができるからちやほやされているだけ・・・という考えは捨てたほうがいいです。

この本の内容は厳しい目で見ても本質を捉えています。

そして、このようなしっかりした内容を、サッカー選手川島のネームバリューを利用して、全国の悩める英語学習者に伝えることができることを、本当に価値のあることだと思いました。

本質を捉えた内容と表現しましたが、実は彼の学習法が私の著書「富士山メソッド」で取り上げている学習法とそっくり重なるものが非常に多かったことに驚かされました。

紹介ブログでも言いましたが、ここでそれを明らかにしてしまうのはまずいと思いますので、詳細は伏せますが、兎に角、「英語を使わなければならない環境」を重要視していることです。

自分の生活の中で出てくるシーンや物事を「英語で言えるかどうか」を自問してみるなどというのはまさに、私の「街角英語実況中継学習法」と重なります。

また、もう一つ印象深かったのは、川島選手が中学の基本文法をしっかりと身に着けることを重要視していることです。

この点はまさに私の「中学3年分の英文法を血肉にする講座」と重なります。

文法の部分は、およそ、スポーツ選手など直接の必要性から実地に入ってしまったような人からは出てこない観点です。

しかしながら、川島選手が、一流のスポーツ選手という過酷な環境の中でも、学習の本質を捉えたきちんとした学習経験を保持されていたという事実と、当然のことですが、その結果である学習効果を発揮されたことに対して、私は敬意と納得を得た気がしました。

もう一つは、このような本質を捉え、価値の高い情報を一流のサッカー選手であるという社会に対する影響力をフルに活用して、非常に多くの人々に価値の伝播を行えることにうらやましさを感じました。

この本を通じてどれだけ多くの子供たちが、グローバルに活躍するという夢に向かって背中を押されるのか、そのことを想像しただけでワクワクしてきます。

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