代表ブログ

知的所有権と中国

2007年5月12日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

最近、日本では、常に何かしら中国に関係する話題がマスコミで取り上げられているように感じます。

今一番ホットな話題はやはり、石景山遊園地でしょうか?

「ディズニーランドに行くのは遠いから、みんなで近くの石景山遊園地に行こう!」の場所です。

キャッチフレーズにすでに知的所有権の保有者の名前を出してしまっているということ、そしてそれが、国営の遊園地であるということの二つのことでひどく驚かされました。

DVDやCDの海賊版にしてもしかり、今回のこの遊園地にしてもしかり、中国に関しては、いまだに知的所有権の保護に関する大きな意識の違いがあります。

私には難しい、法律の問題は分かりませんし、中国の国内法に照らせば現時点では問題ないのかもしれませんので、この点に関してとやかく言うのは今回は差し控えたいと思います。

ただ、WTOに加盟することで、グローバル経済のなかで活躍をめざすのであれば、今後の発展の余地はこれらの目に見えない問題にも大きく関わってくるものと思われます。

この問題に絡めてまったくべつの視点から、中国を擁護したいなと思います。

今私は、漢字を使ってこのブログを書いています。

この漢字、紛れもなく中国人の発明です。

ひらがな・カタカナでさえ、漢字を崩して日本人がアレンジして作り出したものです。

この知的財産の恩恵をを知的所有権の使用料を払わずに享受している我々日本人としては、ドラえもんやキティーちゃん位は目をつぶっても良いのかも?(少々、冗談が過ぎました。反省)

でも、中国が、この漢字に限らず、情報の伝播に欠かせない印刷技術等々の輝かしい発明を歴史上してきたことを考えると、現在のペースでの経済発展と教育水準の継続的向上を続けると、また再び素晴らしい中国パワーを披露する日が近いのではないかと期待してしまいます。

そんなことを考えると、私の中で中国語を教えるモチベーションがまた大きくなってきます。

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