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蛭子さんの生き方

2018年1月26日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

「自由に無責任に生きられたら」と思う人は多いと思います。

私も、経営者という立場を抜きにして考えたら、蛭子能収さんや高田純次さんのような「てきとー」男に憧れます。

そんな「憧れの人」である蛭子さんの「蛭子能収のゆるゆる人生相談」を読みました。

想像以上に「てきとー」にして自由。まさに無責任の極みのようなアドバイスが満載されていました。

しかし、それらのアドバイスをまとめて読んでいましたらあることに気が付きました。

例えば、この質問とそれに対する蛭子さんのアドバイスをご読んでみてください。

質問:

「パートに行くと、みんなにトロいと言われて、昼ご飯も一人で食べていました。結局、仕事をやめるハメに、、、の繰り返しです。会社の人との付き合いについて、よきアドバイスを。(48歳・大阪府・無職)」

回答:

「トロいことも個性ですよ。それをそんな風に言う人は、そもそもおかしいし、ひとりで自由にご飯を食べるほうがよっぽどいいと思いますけどね。どうしても誰かと一緒に行動したいなら、それを自分のネタにしてみたらどうでしょうか。「私は愚図だから、ゴメンね」と最初から会社の人に明るく言って、居直れればいいんだけどな~。それでも嫌な思いをするようであれば、すぐにやめて次の職場を探せばいい。今のあなたは正しいですよ。あと、あなたをフォローしてくれる人を見つけるのも一つの手。オレの場合、有吉さんに毒舌でさんざんいじめられますが、そこでオレの個性も光らせてくれるんですよね。さらに伊集院光さんや水道橋博士さんも、オレのこと「芸能界一のクズ」として、ラジオやテレビで宣伝してくれる。ただ単にいじってくる人ではなく、そういうお金につながる人を大事にしたほうがいいですよ。」

それは、彼が「無責任であること」に責任をとっているという事実です。

つまり、あらゆることに対して、自分自身で判断し、覚悟を決めてその生き方を選び、貫いているということ。

逆に言えば、そんな彼に「憧れている」という状態は、自分の生き方には覚悟がないということを認めていることだと気付かされます。

それは質問者の質問に良く表れています。

自分自身のことに対して、「よきアドバイスを。」って、赤の他人である蛭子さんに自分の人生を丸投げをしちゃっているわけです。

全て「自分の人生だろっ!」の一言に尽きます。

「無責任である」生き方を責任をもって選択すること。

少なくとも蛭子さんは彼らにできない責任の取り方をしていることは間違いないですから。

 

 

 

 

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