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外務省の面白い試み

2017年7月13日 CATEGORY - 広報ブログ

皆さん、こんにちは。

「中央省庁が公表している情報は有用かつ重要なものが多いけれど、いかんせんその取得の仕方が分かりにくい。」

これは私も含め多くの人が感じている正直な感想でしょう。

ランゲッジ・ヴィレッジでは、法務省の入国管理局関連の情報を頻繁に利用しなければならないのですが、開業当初その扱いに非常に苦慮しました。

慣れてしまえば、たいしたことではないのですが、それまでが大変なのです。

ですから、そのとっつきにくさを解消する工夫をすれば、より多くの方が中央省庁のウェブサイトなどを活用するようになることは間違いないと思っていました。

先日、地元の青年会議所で一緒に活動をしている元衆議院議員の吉川たけるくんから、「外務省がゴルゴ13とコラボして中小企業向けの海外安全対策マニュアルを作成したので興味のある人には差し上げます。」とのありがたいお話をいただきまして、すかさず頂戴しました。

さっそく読んでみましたが、これがまた思った以上に完成度が高く、外務省の意気込みが感じられる内容になっていました。

そして、内容もこの1冊に細かな情報を詰め込んで、、、といったようなものではなく、ゴルゴ13の物語の流れから、外務省が公表する情報の重要性やその情報をどのようにして入手するのかといったことを無理なく伝えることに主眼を置かれています。

この1冊をステップに外務省のウェブサイトに自然な形で誘導され、そこから中小企業がとりうるテロ対策に関する情報を、自然な流れで取得することができるようになるといったイメージです。

ランゲッジ・ヴィレッジのロビーにて手に取って読むことができますし、またウェブ上でも同じものを読むことができますのでご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

あまりに完成度が高かったので、かかった経費も少なくはないでしょうが、税金の使い方としては非常に有意義で、納税者の理解を十分に得られるものではないでしょうか。