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英語ベストセラー本の研究 #13

2014年5月10日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

ベストセラー研究

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【書籍名】  英語ベストセラー本の研究

【著者】  晴山陽一

【出版社】 幻冬舎新書

【価格】  ¥819(税込み)

【購入】   こちら

皆さん、こんにちは。

今日紹介するこの本は、私が運営するこのブログの競合?といえる「いい」英語本の紹介本です。

終戦直後から、最近に至るまで、日本において、どのような本が売れて、英語学習に対してどのような考え方がもてはやされてきたのかが、かなり丁寧に説明されています。

そして、その中には本当に本質をとらえているな~と感心させられる方々が、今までの日本の英語業界にいたんだ!と再確認させられました。

それが、1970年代の国弘正雄氏や、1990年代の井上一馬氏などです。

この二名だけではありませんでしたが、私が本質的だなと思うには、「理解はゴールではなくスタート」「音読によって知識を内在化」、「基本1000語を縦横無尽に使えるようにする」という言葉がしっかりとその当時から使われていたからです。

まさに、私が訴える「中学校3年分の文法を血肉」にしたあと、ランゲッジヴィレッジという環境で英語を「使う」経験をすることで、「使える」英語を身に着ける。という主張と一致すると思われます。

ただ、これだけの大先生が各時代に存在し、その考えがベストセラーとなって、多くの人々の目の触れるところとなったにもかかわらず、なぜ、日本の英語教育の状況は好転しないのでしょうか。

それを好転させるための方法について、著者は、各学習者がそれぞれに見合った学習法を選択し、それを「継続」することだといいます。

私も、そう思います。

正直、音読は楽しくありません。毎日行うことはいつか飽きが来て続かなくなります。この弱点に対して、有効な解決策がないために、続ければいいに決まっているよい「学習法」が提示されているけれども、また別の目新しい方に学習者の目が行ってしまって、結局、多くの方が「英語ができない」という結果が変わらないのだと思います。

私はその様な英語業界に身を置く者として、自分だけは「違う」と思うことがあります。

それは、私が運営するランゲッジヴィレッジでは、全員とは言いませんが、参加される方のうちかなりの割合の方々に「英語を使うこと」ができたという感動を与えることに成功しているということです。

ランゲッジヴィレッジでは、1~2週間滞在し、「使う」ことを強要されます。ですから、途中で飽きてしまってやめてしまうことがなく、「英語を使うこと」ができたという感動を感じるところまでいける可能性が高いということです。

そうです。著者が言う一番大事な「継続」をかなりの確率で達成させることができるという点が、私だけは「違う」といえる点です。

結局、自説誘導のようになってしまいましたが、それでもこの本は非常に価値があると思います。