おすすめ書籍紹介

最強英語脳を作る #149

2016年8月4日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

最強英語脳

【書籍名】 最強英語脳を作る

【著者】  茂木健一郎

【出版社】 ベスト新書

【価格】  ¥780 + 税

【購入】   こちら

「英語はもはや文化ではなく、文明だと認識すべき時代だ」

つまり、英語はいわゆる英語が母国語として話されているネイティブスピーカーだけでなく、世界のあらゆる国の人間が、この言語を基準として科学・ビジネス・エンターテイメントにおけるやり取りを行っていくということが当たり前の世界になっていくので、そこでの評価も当たり前のように英語という言語による文化背景というものによって行われることになるという意味で、「文化」ではなく「文明」と認識すべきだということ。

これが、著者がこの本で最も主張したいことです。

私は日本人にとっての英語はあくまでも相手に通じさせるための道具であり、日本人にとっての思考の基礎はどこまで行っても日本語であるという考え方なので、この一点をとると私の考えと著者の考えは異なると言わざるを得ません。

私は日本人は日本語というマイナー言語で思考することで、メジャー言語で動いている社会に「差別化」というか「個性」というものを提供し、それを英語という道具によって伝える努力をして行くべきだという考えです。

そして、これがいわゆる「ダイバーシティ」という考え方の根本であると思っています。

ではなぜ、この本をお勧め書籍として取り上げたのかといえば、時代の流れとしては、著者の主張する様に、「世界のあらゆる国の人間が、この言語を基準として科学・ビジネス・エンターテイメントにおけるやり取りを行っていくということが当たり前」という世界になりつつあるということは事実としてあるからです。

あくまでも、世界のメジャーとして生きていくためには、このような覚悟が必要となるという理解はしておくべきという意味で、著者の主張は十分に迫力を持って迫ってくるものでしたのでご紹介をさせていただきました。

 

文責:代表 秋山昌広

 

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