【英文法の虎ノ穴】とは何か

2025年10月1日 CATEGORY - 英文法の虎ノ穴

【英文法の虎ノ穴 特急4泊5日コース】とは、

英文法知識ゼロの方(アルファベットと最小限度の英単語は習得している必要はある)に、富士山麓の4泊5日の合宿で「英文法を完全にマスターし、どんなに複雑な日本語文でも時間をかけさえすれば、そして単語さえ知っていれば英文にできる(会話につながる)力」を身に着けさせるという目標の達成率95%(当該講座の前身にあたる快速5泊6日コース講座の実績)を誇る超短期集中特訓講座です。

講座創設の背景

以前(2025年まで)は、この文法合宿コースは、受験を前提とするなど一度は本格的に英文法を学んだ経験があるが、現時点ではその大部分を忘れてしまった方を対象とした【超特急2泊3日コース】と受験を前提とするなどの本格的な英文法の学習経験が一度もない方を対象とした【快速5泊6日コース】の二つに分かれていました。

この二つのコースの大きな違いは、単純に時間に余裕があるかないかによって記憶の定着に差が出てしまうことに加え、単語さえもほとんど知らない中学1.2年生など超初心者にも対応できるかどうかにありました。

その上で、2016年に開始した当講座の10年間の歴史において、「完全に英文法をマスターし、どんなに複雑な日本語文でも時間をかけさえすれば、そして単語さえ知っていれば英文にできる」ようにするという当講座の目標の達成率が、【超特急2泊3日コース】は75%、【快速5泊6日コース】は95%という統計結果が出ておりました。

であるならば、この二つの講座のいいとこどり、すなわち時間を極力短縮しつつ、95%という【快速5泊6日コース】の成果も維持することはできないかを考えた結果、従来の【快速5泊6日コース】の冒頭で行っていた、単語の品詞・発音記号・単語の学習の方法論の講義授業をお申込み時点でオンラインで提供し、(特に必要と思われる方には)最低限覚えるべき単語のリストの事前暗記を求めることで実現した【特急4泊5日コース】に一本化することにしました。

 

目標非達成者ゼロへの挑戦

ここで、少々【超特急2泊3日コース】と【快速5泊6日コース】という二つのコースについて詳しく解説をさせてください。

2016年の文法講座開講当初は2泊コースのみでしたが、それではどうしても完全にすべての参加者に結果を出していただくことができなかったからです。

具体的には、2泊コースの参加者の約20%は「やる気」があったとしても所定の目的、すなわち英文法を完璧に理解して、それをコミュニケーションにつなげる基礎的前提を確保するという目的を達成できない現実がありました。

その理由は、20%の方々は「本当の意味」で英語知識がほぼゼロの方々だったことです。

しかしこれでは、目標達成した人には英語知識があったということになり、そもそも2泊コースであっても「知識ほぼゼロ」を対象としていたはずで、話が違うのではないかというクレームが上がってきそうです。

ですので、ここをしっかり説明させてください。

通常、日本では義務教育で3年、高等学校の進学率はほぼ9割を超えていますので合計6年以上、場合によっては大学まで英語教育をうけます。

すなわち、日本において言われる「自分は英語知識がゼロだ」というのは、ある程度真剣に高校・大学受験を経験されている方であれば「(かつて学習したけど)忘れてしまっている」状態だと言っているのにすぎないわけです。

ですから、この状態の方には、すでに学習した英文法を「思い出させる」ことと、そのようになる「理由」を添えて解説することで記憶に定着させること、そしてそれを活用してコミュニケーションにつなげるトレーニングを行うことで2泊という限られた期間で目標達成させることが可能だったということです。

ですが、「本当の意味」で英語知識がほぼゼロの方(具体的には真剣に受験勉強をした経験がない方、もしくは中学1年在学中で、英文法の学習自体が1年未満の方)には、2泊という期間での達成は難しいということが分かってきました。

そこで、2泊コースでは確保することができなかった「その日に習った文法項目を記憶に定着させる復習時間」を確保することと、その文法知識を使って英文を作るために最低限必要な単語を覚えるトレーニングを追加することによって、この20%の方々に対しても有効な対策を提示することができる【快速5泊コース】を開設したのです。

これによって、【超特急2泊コース】の成功率が平均して75%程度でしたが、【快速5泊コース】は、95%という実績を維持しています。(それぞれ、達成できていない25%と5%については、そもそもやる気のない人がそれにあたります。当然ですが、やる気のない方とっては時間に余裕があってもダメなものはダメです。つまり、後者はやる気さえあって最後までついてこれた方の失敗の確率は0%となりました。)

このように、【超特急2泊コース】と【快速5泊コース】には明確な違いが存在していましたので、受講希望者の方にはどちらを選択するかは、ご自身の時間の都合等で決めるのではなく、この本質的な違いをご自身で明確に把握した上で確信をもって選択していただくようお願いをしてまいりましたが、どうしても20%(やる気のない5%の方はどちらにも存在する)の非目標達成者の方は生じてしまっていましたので、この数値をどうしたらゼロにすることができるのかLVはずっと考え続けてきました。

そこで最終的にたどり着いたのが、【特急4泊5日コース】に一本化するというアイデアでした。

これによって、当講座を受講するほぼ全ての方々により確実かつ効率的に成果を上げていただけることができるようになったと確信をしておりますので、「完全に英文法をマスターし、どんなに複雑な日本語文でも時間をかけさえすれば、そして単語さえ知っていれば英文にできる」ようになる感動を味わっていただけるはずです。

 

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