日本人と英語

強烈なモチベーションこそが英語上達のカギ

2024年2月8日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「やっぱり英語をやりたい#308」からテーマをいただいて書いていきますが、第一回目のテーマは「モチベーション」です。

著者が本書を書かれた目的が、学校や試験の英語で苦しんでいる英語嫌い予備軍を少しでも減らすことであり、その目的を達成するための具体的な方法として、著者本人のみならず著者の友人知人の独自でユニークな英語学習体験を事例として紹介されているというのは、書籍紹介の中で明らかにさせていただきました。

その中で紹介されている方々の誰もが、それぞれ独自性に富んでおり、「これが答えだ」と押し付けるようなものは一つもないのですが、ただそれらに唯一共通しているのが、その誰もが強烈な「モチベーション」によって、インターアクション(双方向性)を意識した英語使用の機会を自ら作り出し、それを継続しているということでした。

今回は、本書で紹介されている方々の中で私が個人的に印象的だと感じた3名をそれぞれの「モチベーション」を感じられるyoutube動画とともにご紹介することとします。

 

①MIYAVI

「サムライ・ギタリスト」と呼ばれ、俳優やモデルのほか、国連難民高等弁務官事務所の親善大使も務め、最近はX JAPANのYOSHIKIらとTHE LAST ROCKSTARを結成し世界を舞台に活躍中。どのようにして英語を身に着けたのかとの質問に対しては、「ひたすら実践。海外でヒトに合う、ステージ上でしゃべる、スピーチする、ラジオやテレビに出演する、スタッフや企業とミーティングする、メールでやり取りする、ブログやSNSで発信するなど、使いながらブラッシュアップしています。」とのこと。

 

②ゆりやんレトリィバァ

お笑い芸人。スタンドアップコメディをアメリカでやるのが夢。2019年にはアメリカのオーディション番組「America’s got Talent」に出演。入賞は逃したが、審査員たちを爆笑させるほどの面白いやり取りで会場を沸かせた。コロナ禍でしばらくアメリカでの挑戦はできずにいたが、今も夢は捨てておらず、ひたすら英語のスタンドアップコメディを動画配信で見て勉強し、ノートに書き写しているとのこと。

(英語でのやり取りは1:43~)

 

③西村宏堂

メイクアップアーティストとして世界的に知られる浄土宗の僧侶。実家が浄土宗の寺院。中学の頃は英語は大嫌いだったが、高校生になって自分がLGBTQの当事者であることに悩み、友人も作れないでいたときに、世界中の10代男子がアクセスして、英語で会話するチャットサイトを知る。英語ができなければ悩みを相談することができないので真剣に英語を勉強するようになる。やがてアメリカの大学に留学し、メイクの仕事をするようになる。その後は“ハイヒールを履いたお坊さん“と呼ばれメディア出演や出版、講演などを行っている。

 

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