
必要なのは絶対にサボれない仕組み
2024年8月20日 CATEGORY - 日本人と英語
これまで書籍紹介ブログにてご紹介した「いつまで英語から逃げてるの?」からテーマをいただいて書いてきましたが、第三回目の今回が最終回です。
最終回のテーマは、「サボれない環境の重要性」です。
本書では、次のように英語学習の要諦が「計画」にあるとして、その重要性を次のように指摘しています。
「計画を立てるためには、まず自分を知るところから始まる。仕事を持つ社会人であれば、たいていの人が3日くらいはモチベーションを保てるだろうが、5日目あたりになると残業や飲み会など何らかの事情で学習の機会が損なわれてしまう。するとその翌日から持続性が切れ、もはや勉強したくなくなるのだ。そのことを知っているのなら、あなたはラッキーだ。なぜなら、どうせ投げ出すことが予想できるなら、投げ出すことができないように計画すればいい。Xに毎日学習結果を報告することを習慣にしてもいいし、高額な英会話スクールに入会し、英会話スクールに行くことを仕事に行くのと同等の『重要度』に引き上げればいい。そうすれば絶対にさぼれなくなる。そして大切なのが目標を達成する日を定めることだ。」
これを読んで私は思い出したことがあります。
それは、以前にスカイプ英会話のパイオニアであるレアジョブさんをこのブログで取り上げて、このビジネスを自分の「国内留学」と比較しても甲乙つけがたいくらいに「本質を突いたサービス」であると以下のように評価したことです。
「(スカイプ英会話は)ランゲッジ・ヴィレッジのサービスとは一見すると全く異なるものですが、ランゲッジ・ヴィレッジの合宿は、徹底的に凝縮した『英語を使う環境』の提供であるのに対し、レアジョブさんのそれは、オンラインレッスンという徹底的に低コストで、好きなときにいくらでも触れられる『英語を使う環境』の提供であると考えられ、どちらもその本質は、今までの日本では得ることができなかった、『まとまった英語を使う環境の提供』です。」
私は英語を身に着けるための絶対的な時間(前回の記事にて、その絶対性を疑問視はしましたが、それでもその考え方自体には共感しています。)が仮にあるとしたら、それは「面積」のようなものだと考えられないでしょうか。
縦に密度の濃さをとり、横に時間をとったとすれば、ランゲッジ・ヴィレッジは縦軸に長く(生活のすべてを英語化するため密度が圧倒的に濃い)、横軸に短い縦長の長方形、そしてレアジョブは縦軸に短く、横軸に長い(単価が安いのでいくらでも回数=時間を確保できる)横長の長方形という感じです。
そして両者ともに両極端ではありますが、英語を身に着けるための絶対的な時間(面積)を確保することができるということになります。
ただ、本書における上「絶対にサボれない仕組み」と「目標を達成する日」という二つの意味で、ランゲッジ・ヴィレッジは、手前みそにはなりますが、同じ目的をもつレアジョブさんと比べても優れていると言えるはずだということに、改めて気づかされた感じがしました。
どうぞ皆さん、短時間にそして確実に「面積」を獲得しにランゲッジ・ヴィレッジにいらしてください。