日本人と英語

日本人が見習うべき英語⑰:ダライ・ラマ14世 編

2026年6月22日 CATEGORY - 日本人と英語

シリーズ「日本人が見習うべき英語」において、前回は元サントリー会長の新浪剛史氏の英語でしたが、第17回目は、チベット仏教の法王ダライ・ラマ14世の英語を取り上げます。

ダライ・ラマ14世は、チベット仏教の最高指導者(法王)であり、かつ亡命チベット(インドのダラムサラを拠点)の国家元首でもあります。

1939年、4歳の時に観音菩薩の生まれ変わり(活仏)として認定され、翌1940年に法王として即位しました。

1959年、中国によるチベット侵攻・弾圧から逃れるため、インドへ亡命し、チベット亡命政府を樹立して、非暴力の平和主義を掲げてチベットの自治と権利を世界に訴え続け、世界中で仏教の教えや慈悲の心を説いています。

その功績から1989年にノーベル平和賞を受賞しました。

ちなみに、彼は1940年代後半(ということは大体12~3歳から)に英語の学習を開始したと言われていて、映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」で知られるオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーから英語の指導も受けました。さらに、インド亡命(1959年)以降、世界中での講演や要人との対話が増える中でさらに語学力を磨き、現在も英語を用いて世界中にメッセージを発信し続けています。

以下、実際の彼の英語をご確認ください。

④のPLOのアラファト議長の英語ほどではないにしても、自国語なまりを出しながら、自分の主張を堂々と述べる姿勢は、私たち日本人にとって自分の英語を最終的に理解してもらえるまで決してあきらめずにコミュニケーションを続ける「タフさ」を持つ大切さを教えてくれています。

このような英語はもちろん最終的な到達目標とすべきレベルだとは言えないかもしれません。

しかし、英語の文をきちんと作ることができるだけで、これだけの英語インタビューをこなすことができるという意味では非常に良いお手本だと思うのです。

しかも、その英語と向き合う姿勢を見習うことはマインドセットを変えるだけなので、私たち日本人がすぐに取り入れることができるものです。

アラファト議長の回同様、少々イレギュラーな形かもしれませんが、自信をもってご紹介させていただきました。

#「日本人が見習うべき英語:アーカイブ編

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