日本人と英語

日本人が見習うべき英語⑲:三木谷浩史 編

2026年7月22日 CATEGORY - 日本人と英語

シリーズ「日本人が見習うべき英語」において、前回はNVIDIAのCEO ジェンスン・ファン氏の英語でしたが、第19回目は、日本のビジネス界における英語公用語化の必要性を強く訴え、それを少なくとも自社においては当たり前のものにした楽天グループCEO 三木谷浩史氏の英語を取り上げます。

私の大学の大先輩でもある三木谷浩史氏は、アマゾンやeBayなど「マーケットプレイス型」のECが一般的な中、複数の企業や店舗が出店する「モール型」ECサイトのパイオニアとして、日本の電子商取引市場の発展に大きな役割を果たし、現在では世界30カ国にグローバル展開している「楽天」の創業者兼CEOです。

私が大学に入学したばかりの1998年頃、大学内の掲示板に設立間もない「楽天市場」の事業説明会か何かのチラシが張られていて、「ふざけた名前だな~」というビジネスセンスのかけらもない「感想」しか持た(て)なかったことを、今でも反省し続けています(笑)。

しかし、それから10年以上の時を経て、三木谷氏の楽天は間接的ではありますが、私の人生にかなり大きな救いの手を差し伸べて下さることになるのです。

それが、2010年の楽天の「英語公用語化」の戦略発表です。

私がランゲッジ・ヴィレッジを創業したのが2004年で、そこから6年間くらいは非常に厳しい経営状況が続きました。

というのも、当時、英語を学ぶのは多くが「学生」であり、学生は夏休みや冬休みなど長期休暇以外は学校に行くため、ランゲッジ・ヴィレッジに来ることはありません。

ですので私の通常期のメインターゲットは当初からビジネスパーソンであったわけですが、当時は企業が社員が英語を学ぶために研修費用を負担することはもちろん、自費であったとしても英語研修のために会社を休むことを快く思わないというのが常識で、現実にはほとんどのお客様はシニア層に限定されてしまっていたのです。

それが、2010年の楽天の「英語公用語化」の戦略発表以後、グローバルにビジネスをされている企業において、研修コストを負担し、且つ業務から社員を外したうえで「英語研修」を実施するという形が一般化するようになりました。

(もちろん、それ以前でもやられている会社さんはあったでしょうが、明らかにこれをきっかけに一般化された実感があります。)

これによってランゲッジ・ヴィレッジの通常期のお客様の柱が「ビジネス層」と「シニア層」の二本柱になり、ようやく経営が安定するようになりました。

このように恩人とでもいうべき楽天の三木谷氏ですので、彼の英語を誰よりも先にこの「日本人が見習うべき英語シリーズ」でご紹介すべきなのですが、彼の英語のレベルが非常に高い、いや高すぎることもあり、取り上げることを躊躇していたのですが、ここのところ「⑯プロ経営者 新浪剛史氏」そして遂には「⑱NVIDIA CEO ジェンスン・ファン氏」までも取り上げてしまいましたので、遅ればせながらではありますがご紹介させていただくことにしました。

日本人ビジネスパーソンの英語として元サントリーの新浪剛史氏と並び最高レベルと評価すべき英語であることは間違いありませんので、私からは何も言うことはありません。

 

#「日本人が見習うべき英語:アーカイブ編

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