日本人と英語

発音は案外いいかげん

2018年1月7日 CATEGORY - 日本人と英語

英語には日本語にはない発音があります。

最近では日本語のカタカナ表記でもビレッジではなくヴィレッジのように表記することが多くなっていたように感じますが、その二つを明確に区別して発音している日本人はほとんどいないと思います。

ですが、英語を母国語としている人たちについてはこの「b」と「v」や「r」と「l」の音は全く異なるものと認識しているから、日本人のこの「b」と「v」を区別しない発音の仕方は非常に問題があるという意見があります。

実は私もアメリカ留学中、ホストマザーのお使いで、たばこを買いに行ったとき「LARK」と発音しているつもりが「RARK」と聞こえていたらしく、三~四回繰り返してようやく購入できたという経験もあります。

ですが、私は自分が受け持つ「中学3年分の文法を血肉にする講座」の特別講座【発音記号編】の中で、発音記号は20分もあればほぼ完璧に習得させつつ、その厳密な発音の区別は12歳以上から英語を外国語として学ぶ日本人はほぼ無理だと言っています。

そんな「ほぼ無理」なことに一生懸命取り組むよりも、文法を体系的に理解して、それを駆使することで「文脈」を作る力を身に付けることのほうがよほど大切だからです。

その先ほどの「LARK」と「RARK」の違いだって、はじめから「その棚の二段目のたばこの『RARK』をください。」ということができれば、苦もなく「LARK」を購入できたはずなのです。

日本人にとっての英語の発音は、以上のように、最低限やるべきところを見定めて、必要以上に深追いしないというのが正しい認識だと思っています。

そんな日本人にとって難しい発音ですが、実は英語を母国語にしている人たちにとっても、実は結構いい加減なものなのだということを紹介されているウェブサイトを見つけました。

その中から、一部抜き出します。

「ウィリアムのニックネームはビルです。どう見ても聞いても、「ビル」の元が「ウィリアム」だなんて想像がつきませんよね?では、なぜ「ビル」になるのでしょう?実はこれにはドイツ語が関係しているのです。ウィリアムのスペルは”William”ですが、ドイツ語の”W”の発音が「ヴ=v」に近く、ドイツ系の人たちが「ヴィル」と発音していたため「ビル」になったのです。」

な~んだ、ネイティブにとって、「b」と「v」は全く異なるなんて言っても、やっぱり「b」と「v」は混同しやすいんだ!

日本人の「素人」感覚もバカにはできませんね。

今まで以上に自信をもって、「文法(文脈)」>「発音」説を唱えていこうと思います。