
日本人が英語がダメな7つの理由
2018年5月9日 CATEGORY - 日本人と英語
以前に書籍紹介ブログにてご紹介したメンタリストDaigoさんの「科学的に正しい英語勉強法」よりテーマをいただき考えてみたいと思います。
今回のテーマは「日本人が英語がダメな7つの理由」です。
本書を読んで少し驚いたのは、著者が英語教育の専門家ではないのにもかかわらず、非常に的確に英語教育の本質を捉えた主張をしていることです。
今まで「日本人が英語がダメな理由」というようなテーマはこのブログでも何度も取り上げてきましたが、それらに負けず劣らず、しかも著者一流の分かりやすい明瞭な表現で紹介してくれています。
具体的に「日本人が英語がダメな7つの理由」それぞれを見ていきたいと思います。
①自信がない
「どうせ無理」と、英語を話すことから逃げてしまうので、上達しない。
②切羽詰まった理由がない
「もう英語で話すしかない」という、切羽詰まった状況におかれていない。
③そもそも話しかけないから話せない
消極的で、知らない人に話しかけることが苦手なので、コミュニケーションがとれない。
④コンプレックスが強い
「英語ができなくて恥ずかしい」というコンプレックスが邪魔して、挑戦できない。
⑤正しく話そうとしすぎる
「正しく話そう」という意識が強すぎるため、失敗を恐れて話せない。
⑥アウトプットの訓練をしない
アウトプットの教育が不足しているので、そもそも日本語でも流暢に話せない。
⑦ジェスチャーが乏しい
会話の際の身振り手振りが少なく、ジェスチャーを使わないので伝わらない。
これらは、すべていわゆる「英語力」とは関係のない、日本人の性格のみに起因するものです。
イタリア人やスペイン人が、私たち日本人よりもよほど少ない英語知識しか持っていない段階にもかかわらず、圧倒的に自分よがりに発言をします。
このような彼らの姿勢を見れば、この性格の影響の大きさが理解できるというものです。
私たちランゲッジ・ヴィレッジは、この7つの理由のすべてに同意することができます、いやそもそもこの7つの理由をつぶすためにランゲッジ・ヴィレッジが作られたというべきです。
私たちは国内留学という、「もう英語で話すしかない」という②切羽詰まった理由(環境)を作り出すことで、「どうせ無理」と、英語を話すことから逃げてしまう可能性を排除しました。
これによって一定期間英語環境に身をおざるを得ない時間を経て、最終的に①の「自信がない」を克服していただく仕組みにしているのです。
当たり前と言えば当たり前のことですが、それを体系的に理解して英語教育につなげているところはほとんどないのが現状です。