日本人と英語

a のつく最上級の訳し方

2021年11月10日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「日本人なら必ず誤訳する英文」からテーマをいただいて書いていますが、第四回目のテーマは「最上級」です。

本書にはこの「最上級」に関する章があるのですが、

「そのほかでは、最上級においてthe の付く場合、aの付く場合、無冠詞の場合の違いも大切ですから、確実に覚えておいてください。」

とあり、これらについての解説は収録されていませんでした。

ただ、以前に「『英語が読める』の9割は誤読」からのテーマ「the のない最上級の訳し方」という記事を書いたので「無冠詞の場合」の解説についてはそちらを参考にしていただければ問題ないと思います。

そのため、今回は「aの付く場合」について色々調べましたところ、私が最も信頼する英文法書「ロイヤル英文法」にその解説が少しだけですがありましたので以下、引用します。

 

【不定冠詞+形容詞の最上級】

⇒「たいへん~」「とても~」

(形容詞の最上級に不定冠詞をつけると、veryと同じ意味になります。)

He had a most beautiful daughter.(彼にはとても美しい娘がいた。)
 
ただこれだけのことなのですが、意外に見落とされがちな項目だと思いますので、言及させていただきました。
 
 

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