
あなたのちからになりたくて
2026年7月15日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。
以前に「キムタツ先生」こと、累計300万部をこえるベストセラー「夢をかなえる英単語 ユメタン」単語集シリーズの著者として有名な木村達哉先生の新刊「子どもの英語嫌いをなくしたい」をご紹介しました。
木村先生は、日本中のユメタンを利用される高校から引っ張りだこで、全国を忙しく飛び回って講演をされていますが、ランゲッジ・ヴィレッジのある静岡県富士市にも去年から居を構えられたというご縁から、何度か食事をご一緒させていただいています。
私はそんな先生とお会いする度に先生に対する憧れというか尊敬の念が強くなっている自分を発見するのです。
その念は、自分なりに分析すると次の三点から生じているのではないかという結論に達しました。
まず一つは、先生の世の中に良い影響を与えるために努力するその「情熱」が半端ではないことです。
上記の通り、先生は全国の高校等から引っ張りだこのベストセラー作家であり超有名講師であるわけですが、呼ばれたらスケジュールを何とか工面して講演会実現にこぎつけることをご自分に課され、且つ講演料をいただかないと決めておられるそうです。
私もご講演を何度か聞かせていただきましたが、ご自身の経験を話されることで、一人でも多くの高校生が本来あるべき学習の方向性を見出し、それによって学習に向かう意欲をもって人生を切り開いてほしいという純粋な気持ちがあふれ出しています。
私自身も自分のビジネスである英語教育に対する情熱は誰にも負けないつもりで生きてきましたが、先生のその情熱とは到底比べられるものではないと思うに至りました。
続いてもう一つは、ご自身の夢を着々と実現し続けておられることです。
先生は中学三年生の時、恩師の言葉によって「物書きになる」という夢を抱き、以来それを実現するための行動をし続けられていらっしゃるといいます。
教師在職中もベストセラー作家として活躍されていたわけですが、5年前にその職を辞められるご決断をされ、遂に職業作家になられたことをご自身のYoutubeチャンネルで公開されています。
この退職が2021年2月で、その後2021年6月に冒頭の画像にある「あなたのちからになりたくて」という絵本を出版されています。
実際に読んでみると、この絵本の中でも先生の「世の中に良い影響を与えるために努力する情熱」が駄々洩れしているのがよく分かります。
私がいかに先生に憧れたとしてもその憧れに到達することは当面ありえないと思わされた一節を以下に引用します。
「こいつ、腹立つなぁと思っても、復讐することを考えたら負け。相手がまいりました!とひれふすぐらい、自分をピカピカになるまで磨いて、あなたが素敵でキラキラ輝く人になればみんながあなたを大切にしてくれる。あなたもみんなを笑顔にしてあげられる。」
そして、最後の一つは、それくらい底抜けに他者に対する「愛」にあふれているにもかかわらず、そして先生に対して畏敬の念をもって耳を傾けている高校生や教師を前にしているにもかかわらず、講演中に「ボケ」「変態」「しばくぞ」など文字にできないような毒舌を盛り込んでこられることです(笑)。
でもこれは、コンプライアンスやハラスメント規定などによって表面的なコミュニケーションで済ませようとする現代の教育環境に対する先生一流の強烈なアンチテーゼではないかと私は思うのです。
その話の中でどうしたら相手にその本質が伝わるのか、それを真剣に考えるならば、それは表面的な言葉で済ますという選択肢は排除されなければならないのだと。
私はそう考えているのですが、先生は何と答えられるでしょうか。
いずれにしましても、この歳になって「どうやってもこの人にはかなわない」と思わせていただける大人に出会えたことに心から感謝しつつ、いつかはそれを超えられるよう精進したいと思っています。









