代表ブログ

いちかばちか

2026年6月21日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

昨日(2026年6月20日)の読売新聞夕刊の「よみうり寸評」の記事に面白い内容がありましたので以下、該当部分を引用します。

「『一か八か』と口走ってしまうのは『結果がどうなるのか予想のつかないことを、運を天に任せて思い切ってやってみる』時だろう。もう一つ、『二つに一つ』という意味があるのをご存じだろうか。賭博用語の『一か罰か』から転じた。さいころの目に一ができるか、それ以外の目が出て罰を受けるか。」

へ~と思ってこの件についてより詳しく調べてみたらこのような説明ページを見つけました。

一つは、賭博とばくの「丁半」からきているとする説です。「丁(偶数)」か「半(奇数)」かをけることから、「丁」の第一画の「一」と「半」の旧字体の第一・二画の字形「八」のことだ、という説です。文字の省略としては有り得ることです。ただしこの説は、なぜ清音「ハチ」ではなく濁音「バチ」なのか、不明です。

もう一つは、さいころ賭博で「ぴんころがし」という賭け事があります。さいを順に振って「一」(「ぴん」)の目がでたら、その目が出るまでほかの人が賭けつづけ累積した札全部をとることができることから、「一」の目か、それ以外の目(罰)か、という意味だという説です。

ということは、いずれにしても賭博用語なのですねと納得していたところ、今朝がたNewspicksの私のお気に入りの動画番組である「週刊ジョーホー番組」を確認していたら偶然にもものすごい「いちかばちか」話がありましたので思わず記事にしてしまいました。

どんな「いちかばちか」というと、

「現実で起こることをすべて賭けの対象にして、『はい/いいえ』の契約を取引するプラットフォームである予測マーケット(prediction market)が、W杯で大盛り上がりしており、一気に市民権を得そう、とのお話(スポーツベッティングはスポーツ限定で胴元と一般の人との勝負ですが、こちらはありとあらゆる事象に対して一般の人が一対一で勝負するもの)のなかで、サッカーのワールドカップの6/15に行われた優勝候補筆頭のスペインと初出場で人口60万人のアフリカの小国であるカーボベルデの試合(感覚的には大谷翔平と大学生の勝負くらいか)に関して、試合直前にアカウントが開設されて『スペインが勝たない』という賭けが公開された。そこに賭けられた額が400万ドル(約6億4000万円)でした。その結果は皆さんご存じ、スペインが74%のボール保持率を持って圧倒的に攻め続けながらも0:0で引き分けでした。そこでこのアカウントの所有者が獲得した利益が900万ドル(約14億4000万円)だったというもの。」

この人は400万ドル(約6億4000万円)をほぼ失うであろうという中での「いちかばちか」の勝負、いや、この場合は「一か罰か」と書くべきかと思いますが、この人はいったいどのような精神状況でこのアカウントを開設したのか、私はそちらの方により興味があります。

そもそも、この予測マーケット(prediction market)の活用の仕方としては、例えば花火大会の日にたくさんの屋台や交通整理など準備にかけた費用が雨天中止によって大損失を受けないように、「雨が降る」側にベットしておいてどちらに転んでも損をしないという小回りの利く「保険」のような目的で開発されたらしいのですが、上記のような「いちかばちか」の極端な使われ方の規模が大きくなりすぎて、本来のリスクヘッジとは真逆の歪な仕組みになってしまっているようです。

これほどの「いちかばちか」話を聞かせていただいたすぐあとの「よみうり寸評」の記事だったので、私としては記事の最後の高市首相の「消費税減税」の話が全然頭に入ってきませんでした(笑)。

 

 

◆この記事をチェックした方はこれらの記事もチェックしています◆