お金の魔力
2012年9月23日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
ちょっと前にこんなニュースがあったのを覚えてますか?
「スペインのSanctuary of Mercy Churchという教会には、画家Elias Garcia Martinezが約100年以上前に描いた「Ecce Homo(この人物を見よ)」というイエス・キリストのフレスコ壁画があった。しかしその壁画は湿気のせいで、18カ月前からぼろぼろ崩れ始め、徐々に元の姿を失いつつあった。地元に住む80代の一人の女性ヒメネスさんは、それを見て、あることを決心したそうだ。
壁画の劣化を、ただじっと見ているだけなんてできない。修復しよう!
すると彼女は、塗料と筆を手に、自らキリスト壁画修復作業を開始。教会の運営者の許可もないまま、彼女だけによる修復は着々と進められていった。そして彼女の修復がついに完了した時、それを見た人々は凍りついたという。なぜなら彼女の絵が、恐ろしく下手だったから!修復後の壁画には、元のイエス・キリストの姿はどこにもなく、そこにはまるで猿のような生き物が描かれていた」
というものですが、このニュースにはさらに続きがあったようです。
「この出来事にショックを受けた人がいた一方で、この絵はネットで反響を呼び、コラ画像が多数作られるなどの人気ぶりに。この絵を見るために教会を訪れる人も増えました。その人気に乗じて教会は9月15日から入場料を取るようになり、4日間で2万ユーロを得たとか。」
そこでどんでん返しが!
ヒメネスさんと家族がなんと、その収入から著作権料を受け取る権利があると主張し、弁護士を雇って訴訟の準備をしていると地元メディアは報じているというのです。
お金って本当に恐ろしいですね。
初めは、ヒメネスさんも善意で行い、その結果、大変なことをしてしまったと後悔し、そして反省もしたでしょう。
ちょっと前にこんなニュースがあったのを覚えてますか?
「スペインのSanctuary of Mercy Churchという教会には、画家Elias Garcia Martinezが約100年以上前に描いた「Ecce Homo(この人物を見よ)」というイエス・キリストのフレスコ壁画があった。しかしその壁画は湿気のせいで、18カ月前からぼろぼろ崩れ始め、徐々に元の姿を失いつつあった。地元に住む80代の一人の女性ヒメネスさんは、それを見て、あることを決心したそうだ。
壁画の劣化を、ただじっと見ているだけなんてできない。修復しよう!
すると彼女は、塗料と筆を手に、自らキリスト壁画修復作業を開始。教会の運営者の許可もないまま、彼女だけによる修復は着々と進められていった。そして彼女の修復がついに完了した時、それを見た人々は凍りついたという。なぜなら彼女の絵が、恐ろしく下手だったから!修復後の壁画には、元のイエス・キリストの姿はどこにもなく、そこにはまるで猿のような生き物が描かれていた」
というものですが、このニュースにはさらに続きがあったようです。
「この出来事にショックを受けた人がいた一方で、この絵はネットで反響を呼び、コラ画像が多数作られるなどの人気ぶりに。この絵を見るために教会を訪れる人も増えました。その人気に乗じて教会は9月15日から入場料を取るようになり、4日間で2万ユーロを得たとか。」
そこでどんでん返しが!
ヒメネスさんと家族がなんと、その収入から著作権料を受け取る権利があると主張し、弁護士を雇って訴訟の準備をしていると地元メディアは報じているというのです。
お金って本当に恐ろしいですね。
初めは、ヒメネスさんも善意で行い、その結果、大変なことをしてしまったと後悔し、そして反省もしたでしょう。
にもかかわらず、偶発的な事情で「お金」に結びついた途端に、このようなどんでん返しが発生してしまうという魔力!
お金さえ生じなければ、彼女の神に対する「善意」と「反省」は、本物だったはずです。
お金さえ生じなければ、彼女の神に対する「善意」と「反省」は、本物だったはずです。
お金に変えられない崇高なものです。
それが、お金が生じたとたん、人間にとっては、お金以下の価値となってしまう。
う~ん。本当に難しいですね。
それが、お金が生じたとたん、人間にとっては、お金以下の価値となってしまう。
う~ん。本当に難しいですね。