こんなのがあったら
2017年10月16日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
私はファッション音痴で、また根っからの億劫な性格も手伝って、洋服の試着というものが大嫌いです。
ですから、服を自分で買うということをほとんどしません。
基本的に女房が買ってきた服を文句を言いながら着るか、たまに女房を伴って洋服屋さんに行ったとしても、試着は一回か二回が限界で、それ以上は決してやらずに、多少気に食わなくてもそのいずれかのもので決めてしまい、いつも喧嘩になります。
もちろん最初は、どうせならよりぴったりな服、より似合う服を買いたいという気持ちはあるのですが、試着をしているうちに、なんとなく落ち着かない気持ちになって、二回目と途中くらいから「もう嫌だ」という気持ちに必ずなってしまうのです。
もはや、これは病気と言ってもよいかもしれません。(笑)
そんな私ですが、先日(2017年10月2日)の日経MJにそんな私にぴったりのサービスが開発されたという記事を発見し、非常に興味深く読みました。
「まず自分のアバターをつくる。胸囲や腕の太さなど12項目を入力すると、自分の体形に近いアバターが3次元で表示される。身長や体重、性別だけの簡易な方法もある。『着圧確認』のボタンを押すと、記事が伸び切ってサイズがきつい部分は濃い赤で、緩い部分は水色ですぐわかる。このサービスはITベンチャーのサピートが開発した。紳士服メーカーに出品を呼びかけ、全商品を仮想試着できる通販サイトを12月にも立ち上げる計画だ。」
私が病的に試着が嫌いな理由を自分自身で分析すると、すでに言ったようにもともと億劫の性格だということもありますが、試着室という狭い空間で自分自身が一番よく見える服との組み合わせを自分で決めるのを、女房であったり、店員さんだったりが待っているという状態が、たまらなく落ち着かないということだと思います。
ならば、自分で決めずに他人に任せればいいのでしょうが、それはそれで自分勝手な性格もあり、訳が分からない状態になってしまいます。
女房が買ってきた服を「文句を言いながら」着るというのもそれが原因だと思います。
つまり、「洋服選び」ということに関して、私はどうにもこうにも、納得のいく状態を見つけることができず、常に精神的矛盾の中にいるということなのです。
この感覚、ほかの人には分からないだろうな~(笑)
このサービスは、こんな私の精神的矛盾を完全に解消してくれるものではないかと思うのです。
いくら億劫な私だって、「よりぴったりな服、より似合う服を買いたい」という気持ちはあるわけですから、一度だけ我慢して必要データを入力し、いったんアバターを作成してしまえば、納得のいく状態を見つけることができるまでアバターに試着をさせることができるからです。
ただ、このサービスがもう少し一般化して、アパレルメーカーやショップを超えて機能するにはまだまだ時間はかかるかとは思います。
ですが、それを首を長くして待つ価値は十分にあると少なくとも私は感じました。