ぶれない自分の作り方
2013年4月28日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
先日、「ビジョンメーキング。ぶれない自分の作り方」というセミナーを受講しました。
その講座で使用した書籍は こちら です。
講師の津崎先生は、企業も個人もビジョンを持つべきだといいます。
ビジョンとは「本当に自分がなりたい理想の姿」です。
なぜ、それが必要なのか。
それは、ビジョンを持つことができれば「ぶれない」自分が手に入るからです。
「自分は○○の分野で本当に顧客がの人生を変えることができるくらい素晴らしいと思っている商品を販売することで、顧客の幸せをつくり、ひいては社会を幸せにする。」
ということをビジョンに掲げたら、それに関係ないことについて惑わされる必要がなくなるからです。
たとえば、このようなビジョンを持たずに商売している人は、この顧客には明らかにAという商品のほうが幸せにつながることが明らかな場合でも、Bの商品のほうが、自分にとって利益率が高ければそちらを売ってしまいがちです。
これが「ぶれ」です。
しかし、それでは、当然のことながら顧客は幸せにはなりませんし、社会全体としても当然幸せになりません。
この誘惑に負けないようにビジョンを作り上げることは口で言うほど簡単なことではありません。
なぜなら、「理想で飯は食えない」という現実との葛藤があるからです。
究極的には、そのようなビジョンを目指したいけど、明日会社がなくなってしまったら、それを実現することはできない。
だから、現時点では、このビジョンに反することを行うことで利益を生み、それを積み重ねることで、間接的にビジョンを最終的に達成するということを実現する。
このような、二義的な考えをどうしても多くの経営者は持ちがちだからです。
ですから、このビジョンを作るときには本当にそれが自分にとって「本当に自分がなりたい理想の姿」なのかを先生曰く「死ぬほど考え抜く」ことで、どこから切り取っても矛盾のない「純度の高い」状態にまでして初めてビジョンが意味を持つとのことでした。
いわゆる、「三度の飯より、○○が好き」という状態にまでするということでしょう。
ちなみに、私たち大芳産業株式会社のビジョンは「時代時代において常に鋭く主張する企業」というものです。
そして、そのビジョンをもって目指す企業の理念は「物事の本質を捉え、市場の現状がその本質から外れていると判断した場合にその溝を埋めることで絶対的な価値を提供すること」です。
市場の現状というのは言ってみれば現時点でのその業界の主流です。
それが「本質からズレている」ということを公言して、なおかつそれに対して全く異なる解決策を提供するということは「常に鋭く主張」によって初めてなされるというわけです。
ですから、ランゲッジヴィレッジが、いわゆる英語業界の主流と同じことを言うようなことがあったら「要注意」だということですね。
逆に言えば、LVが言っていることが主流になったら、その時、日本における英語教育の問題はすべて解決されたということであり、この事業の所定の目的が達成されたということでしょう。
是非、そのような社会にしていきたいと思います。