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トヨタ「未来都市」今秋始動!
2025年1月8日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
「トヨタが富士山の麓に『未来都市』を作る!」という夢のような「TOYOTA WOVEN CITY計画」の発表(当時の様子もこのブログで取り上げました。)が、今から5年前の2020年のアメリカラスベガスで開催されるテクノロジー展示会「CES」でなされて以降、地元においては着々と工事が進んでいましたが、トヨタからの途中経過に関する情報発信はほぼ皆無でした。
それが先日(2025年1月6日)、トヨタとしてはあの公表から5年ぶりに、同じ「CES」の場でプレスカンファレンスを開いたというニュースがありました。
今回のプレゼンはトヨタによる「ウ―ヴン・シティ構想」の公式な「中間報告」という位置づけとなり、豊田会長は「2025年秋にもこの実験都市を始動させ、あらゆる新製品やアイデアを発明・開発できる場所と位置付ける」として、今年から住民が住み始めることを明らかにしました。
5年前の発表の後、トヨタの他に「NTT」「エネオス」「リンナイ」がすでにこの構想への参画を表明しており、今回の発表において新たに「ダイキン工業」「日清食品」「ダイドードリンコ」「UCC」「増進会」も参画すると発表しました。
これらの企業がトヨタとともにどのような新製品やアイデアを発明・開発し、新た社会を作っていくのか、本当に楽しみです。
それらを少しでも垣間見られるように、以下にそれぞれの企業の「ウ―ヴン・シティ構想」への参画に対する意気込みを確認できるウェブページを探しましたので以下のリンクをご参照ください。
「NTTグループ」:リアルとバーチャルの世界をつなぎ、人を通じて情報を入出力することで、モノとコトを動かしていく仕掛けである「Connected」の実現にトヨタとともに取り組む
「エネオス」:水素を「つくる」水素ステーションと水素を「つかう」FCEVをWoven Cityで連携させることで誰もが気軽にクリーンなエネルギーを使える社会の実現
「リンナイ」:カーボンニュートラルへの貢献と水素による新たな食の体験の提供のため水素を燃焼させて行う調理(水素調理)を開発するための実証
「ダイキン工業」:心身ともにより快適で健康的に過ごせる空間づくりを実現する新たな空調システムの開発
「日清食品」:「最適化栄養食」をどこでも継続的に食べられる環境の構築と、それによる心身や行動などの変化とその有効性の実証
「ダイドードリンコ」:「利便性」にとどまらず、「新しさ」や「楽しさ」、そして「社会課題の解決」といった価値を「自動販売機」を通じて社会に提供することの実証
「UCC」:コーヒーの潜在価値を実証する未来型カフェをオープンし、コーヒーがポジティブな気持ちを生む、コーヒーを介することで会話/ディスカッションの質や量が向上する、コーヒーを介することでポジティブな会話が増えるといった仮説の検証
「増進会」:ヒト中心の街、実証実験の街、未完成の街として、未来の当たり前を発明するToyota Woven Cityにおいて、「最高の教育」を実証し、発明し、体現する「Z会インベンティブスクール」を開校
先週ご紹介した「YAMAGA BASE」のニュースやこの「TOYOTA WOVEN CITY」のようなワクワクするニュースで2025年が始まったことはとても素晴らしいことだと思います。