
ポストピコ太郎
2017年1月11日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
2016年の年末はまさにピコ太郎一色の様相を呈しましたね!
どの忘年会でも定番と化していましたし、何よりもうちの3人の子供もリンゴとパイナッポーのおもちゃでかなり高いクオリティーの物まねを披露していました。(笑)
そんな中、新年早々の日経MJにて、早くも「ポストピコ太郎」の特集をやっていました。
記事では、「ポストピコ太郎」すなわち、持ちネタをyoutubeを使って、ビッグヒットにつなげようと奮闘する芸人さんの作品を三つ取り上げていましたのでご紹介します。
「アラシスおばあちゃんダンス」
これについては、私も何かで見たことがありました。
ピコ太郎のyoutube関連動画再生回数9億回という世界的なヒットは、もともとカナダの人気アーティスト、ジャスティン・ビーバーがツイッターで紹介したことがきっかけで起こったのですが、この動画もバックミュージックとなっているブルーノ・マーズ自身が同じくツイッターで紹介したことで、世界に広がりつつあるようです。
この動画は既に93万回(2017年1/9現在)以上の再生回数を誇っていますが、ピコ太郎の9億回と比べてしまうと、まだまだと思ってしまいますが、これからに期待です。
次に紹介するのは、「純日本」向け作品です。
「森のくまさん」
私個人的には、この手の作品は大好きです。(笑)
というのも、うちの3人の子供も本家「森のくまさん」の歌が好きで、何度も歌って楽しんでいるのですが、その中で、二番の「くまさんの言うことにゃお嬢さんお逃げなさい」となっていることに対して、「なんで?」という鋭い突っ込みを入れられて困らされることしばしばですが、その答えが分かってすごくすっきりしました!
ですが、そのまま子供たちに伝えることはできない内容ですので、今まで通り、野生動物の恐ろしさを前面に出した説明にしておきます。(笑)
この動画の再生回数は25万回(2017年1/9現在)ということで、それはそれですごい回数ですが、個人的にはその面白さに対して、ピコ太郎やおばちゃんダンスとの差の大きさが気になるのは否めません。
やはり、英語圏と日本語圏の市場の大きさの違いを見せつけられる気がしました。
こうなってくると、日本人のエンターテイメントも初めから英語圏を意識して作ることも必要なのではないかという考え方も出てくるわけで、そのような意識で活動しながら、それがうまくいっていない例として取り上げられたのがこれです。
「英語エロ詩吟」
数年前に「下ネタ」と「詩吟」を融合させた「エロ詩吟」で一世を風靡したお笑いコンビ「天津」の木村卓寛さんですが、今回はこの「エロ詩吟」に「英語」をさらに融合することで、英語圏でのブレークを狙っていったようです。
しかも、木村さん本人のツイッターでこの動画とともに、ジャスティン・ビーバーに向けて「Retweet this tweet!」と呼びかける程の力の入れようです。
しかし、現在のところその結果は不発で再生数3ケタにとどまる失敗例として取り上げられていました。
芸というものは、「芸術」であるがゆえに、そう簡単に意図してヒットに結びつくような甘いものではないようです。