
両極端な中国
2012年5月29日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
現在、LVは年に一度の1週間の休みをいただいております。
私としては、中国へ研修旅行というか、高校時代の友人が天津に駐在しておりまして、中国進出企業のニーズ探索を兼ねてお邪魔してきました。
到着後すぐは、私一人で北京をぶらついておりました。今回は、あまり観光ということではなくて、もう少し、一人でないとなかなか見られないものを見ようと思い、二つ行くべきところを決めておりました。
一つは、大学。
北京には、中国の二大巨頭、北京大学と清華大学あります。
私は、中国のエリートはどんなものか、その総本山ともいえるこの二つの大学にいつか行ってみたいと思っておりました。
それからもう一つは、あの有名な「石景山遊楽園」です。
そう、ディズニーランドのパクリ、ガンダムのパクリで有名になったあの遊園地です。
どちらも、北京の中心部からは少し離れているのですが、タクシーを駆使して行ってくることが出来ました。
こちらが、北京大学の西門です。
そして、こちらが、石景山遊楽園の中にあるファーストフード店「マッケンタッキー」
まず、大学からですが、こちらは非常に感心させられました。
エリートのにおいがぷんぷんしました。
中国は、街中にいると、なぜこのようにサービス精神のかけらもない自分勝手な人達ばかりなのにこんなに経済発展できるのだろう?と失礼ながら思ってしまうのですが、大学の中はまったく違っています。
学生は皆、イキイキとしており、自分たちがこの中国という国家を背負って立つのだと言う意識に満ち溢れるような感じを受けました。
中国と言う国の仕組みの一端を見たような感じがしました。
それに対して、石景山遊楽園・・・・
さすがに、あきらかなディズニーキャラクターやガンダムのパクリと分かるものはなくなっておりました。(そんなに早く撤去してしまうなら、初めからやらなければいいのに・・・)
しかし、見つけてしまいました!
「麦肯基」
中国では、マクドナルドのことを「麦当労」といい、ケンタッキーを「肯徳基」といいます。
それのハイブリッド版「麦肯基」と言うわけです。
すごすぎます。
しかし、この二つはともに現在の中国を表しているのだと思います。
そして、それが現在日本がうらやむほどの経済成長を継続している事実の理由の一端だとしみじみ感じた次第です。
毎回行くたびに考えさせられる中国。
今後の進展も非常に楽しみです。