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会社は本で強くなる

2026年7月17日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

「英語×本」の次に自分のライフワークとして大切にしている対象である「ビジネス×本」にドンピシャな「会社は本で強くなる」というタイトルの本を見つけたのですぐさま読んでみました。

読み始めると、本書はクラウド会計や家計簿アプリなどを展開するマネーフォワードという2012年創業で急成長を遂げた企業の読書への取り組みについて取り上げたものだと分かり、特定企業の広報的なものかと思い、一瞬本を閉じそうになりました。

ですが、プロローグの中で創業者 辻庸介氏の次の言葉を見て、読み続けることにしました。

「僕の力なんて、たかが知れています。だから、先人が膨大な時間と努力を投じて獲得した知恵を、本を通していただいているんですよ」

これには本当に痺れました。

というか、本を読むことの意義を完全な形で言語化している。まさにこれ以上でもこれ以下でもない真実が凝縮された言葉だなと思いました。

この言葉のおかげでなんとか読み続けることができたわけですが、当社が読書を単なる学習手段として社員に奨励するというレベルではなく、経営の意思決定、社員育成の土壌づくり、社内文化の醸成など、会社のあらゆる場面において「読書を活かす経営の実践」を行っていることが分かりました。

本書の内容は、この会社への1年近くにわたる徹底した取材によってその本質を浮かび上がらせるものでした。

以下、それがどのようなものかが分かる取り組みを描写した部分を要約引用します。

「『読書セッション』という本部長クラスのマネジメント層を対象に経営課題と関連する書籍を読み込み、自らの行動にどう落とし込むかを内省する取り組みがあります。その講師をCEOの辻氏をはじめとする経営陣がつとめ、自身が壁に直面した経験を語りながら、その壁を乗り越えるきっかけとなった一冊を紹介し、そのエッセンスを実践と重ねて解説します。」

これはまさに冒頭で指摘した「経営の意思決定、社員育成の土壌づくり、社内文化の醸成など、あらゆる場面における読書を活かす経営の実践」そのものではないですか!

私自身もこのブログにおいて自分が読んだ本によって自らが考えたことをもう20年も公開し続けています。

そして、それを自社のスタッフに読んでもらって意見交換など出来たらどんなにいいかと密かに思っているわけですが、英語教育関連でよほど共有する必要があると思ったものはそうしますが、それを会社経営に関わる「制度」にすることは私にとってはとても高いハードルだと思い、躊躇してきました。

それを「制度」を超えて「空気(文化)」にする、すなわち読書を個人的な行為ではなく組織の共通言語にまで高められているマネーフォワードさんをとても羨ましく思います。

 

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