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本音で生きる

2016年12月14日 CATEGORY - 代表ブログ

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皆さん、こんにちは。

以前に、堀江さんの「99%の会社はいらない」をご紹介しましたが、それに関連して彼の「本音で生きる」という本を読みました。

彼は、本書の中で本音で生きることを勧めるのは、本音で生きても全く問題が生じないので、そのように生きたいと思っている人がそうしない理由が見つからないからだと言います。

おそらく、ご本人は心からそう思っているのですが、世の中には、明らかに「問題が生じる」と思っている人が多く、本書の中で堀江さんがそうではないと様々な事例を踏まえて主張してもなかなか気持ちが変わる人は多くはないだろうなと感じます。

にもかかわらず、このような本がベストセラーになるという現象は日本の面白いところです。

私は、堀江さんのように心からそのことが当たり前だ思えるところまではいきませんが、「本音で生きる」ことのメリットデメリットと「建前で生きる」ことのメリットデメリットを戦わせた結果、「本音で生きる」ことのほうがメリットが高いと頭で理解している、いやそうしたいと思っている段階の人間だと自分自身では思います。

私は、「本音で生きる」とは「本質を考える」ことと同義だと思っています。

少なくとも、私は自分の仕事においては常に「本質を考える」姿勢を貫きたいと思っていますので、「本質」を最優先に考え、その結果を広めるために「本音」を市場に伝えるようにしています。

例えば、「小学校英語導入など百害あって一利なし」という主張もそうです。

残念ながら、世の中の大多数の親御さんは「英語は早ければ早いほどいい」という単純な主張に囚われ小学校英語に賛成されます。大多数のニーズがそうであるならば、ビジネス的に考えれば私の主張もそれにならうべきで、「本音」を言うべきではないのかもしれません。

しかし、私は日本人にとっての英語教育の「本質」をおざなりにはできず、そのニーズに反した上記の「本音」をぶつけ続けています。

また、これは私の仕事とは無関係ですが、少し前に問題になった自動車の燃費の問題もそうです。そもそも、偽装などはもってのほかですが、私にはなぜほぼすべての企業がリッター35kmとか40kmといった実態とはかけ離れた理想数値をそろって公表しているのか不思議でなりません。

どこか一社でも、実際に多くの顧客が気にするであろう市街地走行での燃費と高速走行での燃費を別個に公表すれば、それはその市場への価値の投入として、大きな意味として認識されていくと思うのです。

自動車会社の例に関しては実際にそうなっていないのでわかりませんが、少なくとも私の会社の例では、このように「本音」をぶつけることを当たり前の姿勢として続けていると、「本質」を理解する人だけが集まる新しい市場が出来上がります。

それは、はじめは従来の市場に比べて明らかに小さいかもしれません。しかし、その市場を少しずつ成長させていく過程では、「本質」を理解する人だけとコミュニケーションをとるだけでいいので本当に幸せなビジネスを行うことができます。

そして、最終的には「本音」は「建前」を凌駕することになると信じています。

それを実現するために必要なのは本質にこだわる自信と少しの勇気だと思います。ただ、堀江さんはそんなもの自信でも勇気でもない、当たり前のことじゃないかとおっしゃるとは思いますが。