
経済のカラクリ
2022年7月10日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
久しぶりに特定の目的を持たずに適当に手に取った本ですが、「へ~」を連発しながら肩ひじ張らずに楽しめる一冊でした。
サブタイトルに「知らないと損をする53の真実」とあります。
私もビジネスを始めてから20年近く経ち、ある程度は「経済のカラクリ」を知ったつもりでいたのですが、お恥ずかしながら、この53のうち半分以上を「新鮮な真実」として受け止めてしまいました。
ただ、逆に言えば半分のカラクリは当たっていたことになります。
というのも、私はメディアで紹介される新しいビジネスの仕組みはもちろん、街で入ったお店の売上や利益の仕組みを勝手に試算するという「いやらしい」趣味というか癖があります。(笑)
お店の立地と坪数、それから客単価などをざっくり見積もって、顧客の入り具合で回転数を予想してみるのです。
利益の計算までするには、内装費の予想なども欠かせないわけで、私の休日はそんな計算で結構忙しいのですが、最終的にそのお店に具体的な数字を聞くわけにもいきませんので、確実な答え合わせは当然ですができず、少しずつフラストレーションはたまっていきます。
本書はそんな私の休日にたまったフラストレーションをかなりスッキリ解消してくれるものでした。
実際に、私の予想が大きく外れながらも「スッキリ」できたビジネスモデルとして本書に取り上げられていたものとして、
「公証人」「宝くじ」「金券ショップ」
の三つをあげておきます。
この三つに関わらず「へ~」を連発できますので、カラクリが気になる方は是非、お気軽に読んでみてください。