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こんなのあったらいいなを形に

2017年2月26日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

「書店に行くと便意をもよおす」という感覚、最近になって世間的に市民権を得てきたような感じで、当たり前のように言われるようになってきました。

しかし、私は小さなころからずっと自分一人がなぜかそんな感じになることが多く、しかも誰にもそんなことは理解されないだろうと思って黙ってきた一人です。(笑)

この感覚に関連して開発された商品が、2017年1月30日の日経MJにて紹介されていたので思わず、取り上げたくなってしまいました。

名古屋市にあるアメイズプラスという会社さんが、本屋や図書館で集めた数百種類の香りのサンプルを研究し、本屋をほうふつとさせるインクのような香りを再現した「本屋の香りスプレー」(60ml税別1,500円)を2月に発売するとの記事です。

なるほど~と思いました。

私の実体験からも、ほぼ8割くらいの確率で発現する感覚なので、それをそのような感覚になってほしいタイミングで再現するというアイデアは、本当に素晴らしいと思いました。

ただ、実際には、本当にそのインクの匂いだけに反応しているのか、それとも様々な本に囲まれることが、脳に何らかの刺激を与え、興奮するからか、それともその合わせ技によってか、というようにそう単純なものではないかもしれませんが、「こんなのあったらいいなを形に」するという姿勢としては、とても面白いことだと思いました。

以前に、「組み合わせの妙」という記事で、自分のビジネス感覚を鍛えるために「エア秋元康トレーニングをやっている」と書きましたが、芸能プロデューサーも、商品プロデューサーも、その感覚の常に研ぎ澄ますという意味では同じようなものかもしれません。

今回も、その時と同様、やられた~といった感じです。

ちなみに、この記事を書いたのは、2015年2月15日ですから、約二年前になります。

実はその時紹介した「JPOPのヒット曲カバー」と「山形の方言」の組み合わせの歌姫、朝倉さやさんは、今では静岡のテレビ局の夕方の情報番組のレギュラーとして大活躍をしています。

私が静岡県に彼女を招聘したわけではもちろんありませんが、なんとなく自分が静岡に彼女を紹介したような気持ちになり、勝手に誇らしく感じています。

この曲は、静岡のみどころを紹介しつつ、静岡の方言である「だもんで(=だから)」をフィーチャーした「だもんでレボリューション」というものです。

静岡県民は、自分たちの話している言葉が、東京とほぼ同じと思っているのですが、ところどころ、このような落とし穴があり、恥ずかしい思いをすることがあります。

この「だもんで」はその典型で、まさに山形方言歌姫にしてやられたといったところです。

だもんで、この曲を聞いてみてください。

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