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どれにしようかな?って

2012年12月2日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

私が東南アジア出張に出た次の日に野田首相は、解散の意思を明らかにしました。

そして、出張から戻ってきたら新しい党が乱立し、もはや名前を覚えることさえできない有様でした。

これが民主主義なのでしょうか?

中国のような共産党一党独裁の国民からすればこれが「うらやましい」対象となるのでしょうか?

自民党が最後の踏ん張りで小泉さんを首相にし国民の信任を得て、「小さな政府」「民間主導」を実現するため髪の毛が真っ白くなってしまうほどの命懸けの戦いを演じました。

そのことを小泉劇場だと揶揄するマスコミもあります。

しかし、今になってみるとあの時の「日本国民の信任」と「命懸けの大手術」は今ではなんの意味もなくなってしまっています。

そして、我々国民自身も、その時の「覚悟」と「方向性」すら見失ってしまっています。

このブログでは政治については書いても、自らの政治主張については書いてきませんでした。

それはビジネスを行うものとしてやってはいけないことだと思っているからです。

しかし、あの時の小泉さんへの信任は、国民の8~9割のものだったはずです。

そして、彼はその信任にこたえ、またそれをやりきるべく、方向性を示しました。

しかし、その後の自民党の方々はそれを次から次へと裏切りました。

そして、日本国民は落胆し、民主党に賭けてみました。

今までの流れを見ると、我々日本国民は、その賭けには明らかに負けたことになります。

ただ、通常、大きな賭けに負けたあとには「反省」に基づくより高いレベルでの選択肢を見出そうとする力が働くはずだと思うのです。

その結果が、今回の選挙だとするならば、なんと残念な国民でしょうか。

まさに、選挙の場に「どれにしようかな?それは神様の言うとおり」と言って決めるしか方法がないほどの選択肢しか我々に与えられていないのではないでしょうか。

今回も私自身の政治主張は明らかにせず、ため息だけを書き留めたと思っています。

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