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アイデアの作り方を仕組み化する

2015年12月9日 CATEGORY - 代表ブログ

アイデアの仕組み化            

 

 

 

 

 

  皆さん、こんにちは。 今回は「アイデアの作り方を仕組み化する」という書籍の紹介です。

この本の中で紹介されているアイデアの作り方を仕組み化するためのフレームワークの背後にある考え方は、「思いもよらない発想」を排除しないようにするためにはどうしたらよいかというものです。 逆に言えば、我々人間はともすれば「思いもよらない発想」を排除しがちであるということなのですが、その原因が「我々が既に持っている知識と経験」だと言います。

もちろん、知識や経験は人間が生きていくうえで非常に重要なもの、というか生き延びるための最低限必要なものです。 ただ、我々はどうしてもこの「最低限必要なもの」を一般化してしまい、あらゆる状況に当てはめようとしてしまうという性質を持っているようです。 特に、現代のように変化の激しい世の中でありながら、生存のために「最低限必要なもの」に関しては低コストで提供されているような場合には、あえてそれらを捨てることで「創造性」を発揮することに価値がおかれるのは自然な流れと言えます。

ただし、本書において紹介されているフレームワークを通して見ると、それでもやはり「創造性」は「全くのゼロから有を生み出すこと」ではなく、「既にある知識」をベースにしながら、その見方を変えたり、組み合わせを変えたりすることで、「新しい知識」を作り出すことによって「問題解決をすること」であることが分かります。

そして何より本書で何度も指摘されているのが、そのような問題解決の手法を仕組み化、すなわち習慣化することの重要性です。 私たちは想像以上に、「知識や経験」に縛られています。 それを超えるためには、既にある知識や経験から見ると「バカバカしい」と判断されてしまうような「発想」ができるかを意図的に追求する習慣を持つしかないようです。

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