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2013年2月9日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

天才クリエーター佐藤可士和さんの名前を知らない方はそうはいらっしゃらないとは思いますが、私自身も「畑違い」ということもあって、彼については有名なクリエーターだとしか知りませんでした。

ですから、彼の作品や書籍に触れたことがありませんでした。

今日、ある雑誌をペラペラめくっていましたら、彼の「佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?」という本の紹介をしている記事がありました。

その中のひとつの引用によって、この人についていろいろ調べてみようという気にさせられました。

その部分とは以下のところです。

「真剣に見ようとしないと本質は見えてこない。何が本質かと考え抜かないとそれに突き当たらない。若いうちから考え続ける習慣を付けるのが大切だ。(中略)言語化は重要で言語化できないのはきちんと分かっていないからだ。漠然と感じていることと、わかっていることとはずいぶん違う。完全に理解し把握していないと言語化できない。」

私たちの会社の企業理念は以下のようなものです。

■企業理念
~物事の本質を捉え、市場の現状がその本質から外れていると判断した場合に、その溝を埋めることで絶対的な価値を提供すること~

ランゲッジヴィレッジもSEACTテストもこの理念によって生み出されたものです。

人間の能力には限界があるので、すべてのことについて何が本質かを考えることは無理です。

ですから、それぞれ人間が携わる分野でそのことを考え抜くという分業が図られると思います。

しかし、その分野の会社や個人が提供する商品やサービスを実際に使うのは普通の消費者です。

だからこそ、本質を考え抜いてその商品サービスを提供する側が、それについての説明をその普通の消費者に対してする必要があります。

この説明をしっかりするためには言語化されている必要があるわけです。

ですから少なくとも、提供する側は、そのことについての理解を完全にするまで考え抜くことが必要なのです。

私たちも、体験的にこのような理解はしていました。

そして、それを実際にしているつもりです。

ですが、今回この佐藤可士和さんに注目したのは、彼はクリエーターとしてそのことを他のクライアントさんのために行うことを業としているということです。

これは本当にすごいことだと思います。

彼の本を早速注文しました。

その凄まじいまでの理解力と言語化力の源は何なのかを少しでも垣間見ることができればいいなと思います。

読了しましたらまた感想を書こうと思います。

 

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