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日本人が見習うべき英語:近藤文化庁長官&川勝静岡県知事編

2013年6月23日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

昨日は、静岡県民(山梨も)にとっては最高の一日になりました。

皆さんもご存じのとおり、ついに富士山の世界文化遺産登録が正式に決定されました。

本題に入る前に、ちょっと自慢させてください。

冒頭の富士山の写真は「富士山」のウィキペディアの記事で使用されているものです。(2013年6月現在)

ということは、富士山が最もきれいに見える角度でとられた写真といっても言い過ぎではないと思うのですが、その写真にランゲッジヴィレッジの建物が写っているのです。

ご覧のとおり、もっとも富士山に近い場所にある大きな建築物といえると思います。

ちょうど、新幹線の新富士駅からもこのような形で見ることができますので、是非皆さん、ご確認ください。(新富士駅からですと、富士山の左端のほうに見られると思います)

本題に戻ります。

今回の正式登録のニュースは、ちょっとおまけの驚きが付いた登録でした。

というのも、先月に出されたイコモスの勧告で「富士山の登録をすべし」という判断に「三保の松原は除外すべし」という注文がついてしまいました。

このイコモスの勧告というのは今までの経験では、ほぼ決定と同じという影響力を持つものだと報道されていました。

したがって、「富士山の登録は間違いない」という喜びとともに、「三保の松原」はほぼ置いてけぼりの決定が下されたような感覚を持ったのです。

それが、昨日の正式決定のニュースとともに「三保の松原の逆転登録!」も併せて知らされたのです。

おそらく一番驚いたのは、「三保の松原」の応援団の皆さん自身ではないでしょうか。

この逆転劇は明らかに、文化庁、静岡県のロビー活動の成果だといえると思います。

日本は少し前、オリンピックの正式種目から「レスリング」が外されるかもしれないという事態となった時、その原因は「ロビー活動」に対する怠惰にあるとして非常に非難されました。

しかし、その非難をうけてからの頑張りで巻き返したということがありました。

それだけでなく、開催地レースでの猪瀬知事の失言後の、プレゼンテーションでは日本が最も大きな拍手をいただくなど、その素晴らしい巻き返しは記憶に新しいと思います。

日本人は、特に国際的な場所でのプレゼン力が非常に弱いと思われています。

自分自身のことや自らの持っているものを、よりよく見せるように言語で表現することをあまり良いことだとは思わない文化を持っているからです。

「謙譲の美徳」が体に染みついているのです。

しかし、最近そのような傾向に変化がみられるようになってきたと思います。

そのことの一つの大きな理由は、日本人のリーダーが自ら発信するということを「普通に」行うようになってきたことだと思います。

「謙譲の美徳」を前提とした日本語という言語で表現をして、なおかつそれを通訳を通じて伝えるということでは、伝えるべきことを二重のオブラートで包むようなものです。

それならば、多少、英語に自信がなくても、今ある英語力をフルに活用して自分の伝えたいことを「感情とともに」直接伝えるほうが、どれほど伝わるでしょう。

そしてそのようなことを繰り返しているうちにそれが普通のことに思えてくるのです。

同じようなことが、今回の富士山世界遺産登録についても言えるのではないかと思っています。

今回の件にかかわった日本の中心人物として文化庁の近藤誠一長官と静岡県の川勝平太知事のお二人があげられると思います。

この二人の英語でのコミュニケーションは素晴らしいものがあります。

しかし、ただ単に英語力があるということだけではなく、「伝えたい」という強い気持ちがその言葉に込められていることが素晴らしく、相手の気持ちを動かすのだと感じさせられます。

まずは、近藤長官の素晴らしい英語を聞いてみてください。

これは、だいぶ前のものですが、こんな感じで直接ロビー活動を展開したんだろうな~と想像できる英語です。

そして、静岡県の川勝知事ですが、私は一度、食事をご一緒させていただいたことがあります。

その時、私の彼に対する考えは全く変わりました。

彼は静岡県出身ではなく、京都府出身のいわゆる落下傘知事です。

しかし、その時の会話で彼の静岡に対する愛はただものではないということがわかりました。

私は、四六時中、英語教育について考えています。

彼は、同じように四六時中、静岡県人の誰よりも静岡県のことを考えているような気がします。

私はよく、営業の場などで、自分の英語教育に関する話に夢中になって自分だけが話してしまって、営業ではなく独演会のようになってしまうことがあります。

そのたびに、またやってしまった~と思うのですが、しかし、私の英語教育に対する考え方についてはいつも理解をしていただけていると思っています。

それと同じような川勝知事の映像がこちらです。

海外の番組に出演して、これぐらい、静岡のことだけを話す(しかもほぼ一方的に)ことのできる人は彼くらいしかいないと思います。

もう脱帽です。

そして、その川勝知事の大仕事をなし終えた際の、感動の英語スピーチがこちらになります。

私たち静岡の知事は、グローバルに「熱い」知事です。
川勝知事、富士山の世界文化遺産登録、本当におめでとうございました。

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