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中国の存在感

2007年11月25日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

ちょっと前まで米国ドラマにはまっていました。

私はワールドカップとかオリンピックで夜中まで試合を見て寝不足になる人がいるなんて信じられないような性質の人間でした。

でも、米国ドラマ特に24に関しては一度見てしまうととまらないという現象を何度も経験しました。

寝不足になったこともあります。そして、シーズンを見終わって次のシーズンがリリースされるまでの寂しさといったら・・・というくらいの中毒にもなってしまいました。

そのような米国ドラマを見ていて気づいたことですが、アメリカは非常に中国を意識しているなということです。

クリントン大統領の時「ジャパンパッシング」(日本素通り)という言葉がはやって日本人の危機感をあおっていましたが、現在ではサブカルチャーの世界でも当然にしてアメリカは日本ではなく中国を意識しているようです。

しかも、「脅威」として。

24でもそうでしたが、中国を軍事的に怒らせると恐ろしいという前提でドラマが展開されていますし、エイリアスという2重スパイのドラマでも中国がその舞台として取り上げられています。

冷戦時代にはソ連がよく米国の映画に敵として登場させられていましたが、あくまでもガチンコの競争相手という想定でした。

しかし、最近の米国ドラマや映画に取り上げられる中国は冷戦時代のソ連のようなえがかれ方ではなく、空恐ろしい相手、怒らせてはならない相手といった感じなのです。

これが、サブカルチャーの中に描かれているからこそなお、真実味があってなるほどなと思わされるのかもしれません。

これからの世界秩序、絶対に中国なしでは語れないことだけは確かなようです。

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