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低炭素社会

2008年7月5日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

福田首相が「低炭素社会の実現」を宣言しました。

2050年までに二酸化炭素の排出量を60~70%削減する目標だそうです。

本気なのかなと疑ってしまうほど、高い目標のようですが、現実の環境はそれ以上に深刻のようです。

おとといの夜、LVのある静岡県富士市は観測史上最も多い降水量に見舞われまして、しかも眠れないほどの大きな雷の音が長い時間続きました。全国ニュースでも何度も報道されましたのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

こんなに身近なところでも、また世界中でも、「観測史上」とか、「未曾有の」とかいう形容詞によって形容される自然災害が、毎週のようにニュースとなります。

世界中の誰もが、他人事ではいられないのです。

しかし、これも先進国が散々今まで排出してきたつけが世界中を困らせているわけであって、現在発展中の国々は「いい加減にしてくれよ」と思わずにはいられないはずです。

ですから、散々二酸化炭素を排出して来たことで先進国としての地位を獲得してきている国々は、この未曾有の危機に対して責任をとらなければならないと思います。

そのひとつのとり方としては、排出権取引の考え方で、過去の分にまでさかのぼって、計算をして過去排出をしてこなかった諸国に対し、金銭、技術あらゆる援助をすることによって世界が平等だと思えるような形で、よりドラスティックに削減目標を達成するべきだと思います。

北極の氷、アマゾンの森林、、、の消滅スピードと各国の削減スピード、人類の存亡をかけた競争なのかもしれません。

そんなことを考えさせられるほどの豪雨を富士市民は体験しました。

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