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何のために活動するのか?

2010年9月14日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

いよいよ今日、民主党の代表選ですね。

私としては、どちらに代表、そして総理になっててほしいというようなコメントは差し控えたいと思いますが、この件について、民主党の議員の態度について非常に残念というか憤りを覚えたことを今日は書いてみたいと思います。

それは、最後の最後までどちらの候補者に投票するのかの態度を決めかねている議員についてです。

もちろん、最後の最後まで吟味するという態度については異論はございません。

しかし、このような議員の中で地元の有権者に対してどちらにしたら良いのか挙手をしてくださいなどとして自分の結論を完全に有権者の多数決によって決めているようなところを報道されていた人がいました。

報道も、有権者に耳を傾ける態度として好意的に捉えているような感じですが、私はそこに非常に大きな憤りを感じてしまいました。

というのも、議員は、有権者よりも民主党の議員として二人の候補者についての政策や人柄についての情報は比べ物にならないほど持っているはずであるし、また議員歳費のなかに政策調査費という自らが政策に対して吟味するための費用も割り当てられているはずです。

ですから、本来あるべき姿としては、どちらが良いかを有権者に挙手させるような集会を開くのではなく、自らの体験や調査結果に基づく主観を親身に有権者に伝え、だから私はこの候補者を推そうと考えているということを力説し理解を得る努力をするべきです。

あまりにも主体性のない、小粒な議員が多すぎます。

また、有権者に挙手をさせて多数決で決めるという態度は、日本そして、その地域の未来を考えることを放棄し、自らがその選挙区で再選できるかどうかのみを考える行動にしか見えません。

民主党が政権をとって以来、国民が物足りなさを感じているのはまさにこの不安定さ、頼りなさだということは彼らも分かっているはずです。いや分からないからそのような態度をいつまでもとり続けているのでしょうか。

私は、このことは政治だけに限ったことではないと思っています。

私たちは、教育というジャンルを商売としています。ですから、そのことは教育以外のビジネスに携わる方よりももっと強く感じなければと思っています。

すなわち、「お客様のニーズを本当の意味で捉えることの重要性を感じ取ること」をです。

お客様は、言語教育サービスそのものをほしいわけではないはずです。そうではなくて、言語教育サービスを受けた結果の「自信」であったり「スキル」であるはずなのです。

そのことを考えれば、おこがましく聞こえるかもしれませんが、お客様に対して、お客様が向いている方向が芳しくないと確信するならば、「そちらではなく、こちらを向くべきですよ!」と強く主張することを必要なことだと思っています。

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