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台風の進路図の正しい見方

2021年11月1日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日、天気関係のウェブ記事を読むことで、台風に関する基本的な情報に関する見方をずっと誤解していたことに気づかされました。

それは、あまりにも基本的な情報に関する誤解だったので非常に恥ずかしい思いをしたのですが、恥を忍んでその誤解と正しい見方を共有したいと思います。

それは、台風のニュースでおなじみの冒頭の写真にある白い円の意味についての誤解です。

私はこれを「台風が移動する進路を表し、その円が時間が経つにつれて影響される範囲の広がり」の予想だと思っていました。

つまり、台風は時間が経つにつれて強さは弱まるのですが、その影響範囲は広がっていくものだという理解でした。

ですが、正しくは「台風や暴風域を伴う低気圧の中心が予報時刻に到達すると予想される範囲」だとあります。

なるほど、時間が経てば経つほど中心がどこにあるのかを正確に予想することは難しくなるために、中心の存在予想範囲は当然にして大きくならざるを得ないわけです。

ちなみに、記事によれば、中心が結果的に円の中におさまる確率は70%だということも分かりました。

また、アンケート結果によると正解者は65%で残りの35%の人は「予想される台風の大きさ」「予想される台風の発達状況」などと回答したようです。

約35%の方が誤解していたとのことなので少しだけ安心するとともに、毎回ニュースで当たり前のように表示される基本的な情報に関しての誤解がこれほどあるとすると、それは早急に改善すべき大きな問題だと改めて思いました。

 

 

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