代表ブログ

夢の話が現実に

2012年6月28日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先週、また夢の話だと思っていたことが、現実のニュースとして取り上げられていました。

以下に記事を抜粋します。

「10年後の車は自動でスイスイ――。

 高速道路などを車が自動で走行する「オートパイロットシステム」の実現に、国土交通省が乗り出す。運転手の疲労軽減や事故防止、渋滞緩和が期待され、同省は2020年代初頭の実現を目指して月内にも有識者検討会を設置、本格的な議論を始める。

 自宅を出発し、車が最寄りのインターチェンジ(IC)から高速道路の専用車線に入ると、運転手はハンドルやアクセルから手足を離した。次に自分で運転するのは、目的地近くのICを降りてから。それまではシステムに運転を任せ、車内で快適に過ごす――。同省が検討しているシステムのイメージだ。

 同省によると、実現すれば、自動運転区間は基本的にヒューマンエラー(人為ミス)による事故を防ぐことができるため、「関越自動車道で起きたツアーバス事故のように、車線をそれて起きる事故は防止できる可能性が高い」(道路局)。

判断力や注意力が低下しがちな高齢者も安全に高速道路を利用できる。また、高速道路での渋滞の約6割は、上り坂などで車が減速するのが原因のため、システムで車の速度を維持することで渋滞が緩和され、車から排出される二酸化炭素の削減も期待できるという。」

本当にすばらしいと思います。

日本の生きる道はまさに、このようなことにどんどんチャレンジして、今までのような「もの」の輸出ではなく、このような夢のシステムを世界に売っていくことだと思います。

おそらく、10年後に実現しても当然、システムが完全に信頼のおけるものになるにはもっと長い時間がかかると思います。

でも、それは『夢』に向かって走り出さなければ、いつまでも実現しません。

このような大きな夢をぶち上げること、そしてしかも、それが国土交通省がぶち上げたということに私はしびれました。

中央官庁はもはや、お金を配るところではありません。

このように、夢の構想をぶち上げて、民間の能力をその方向に向けて団結させるべきところだと思います。

これはまさに、国がやることです。

ひとつの企業では、なかなか言い出すことができないことを、官が、やることで、様々な思惑や事情を抱えた民間企業に道を指し示す・・・

このようなニュースが続くことを期待します。

◆この記事をチェックした方はこれらの記事もチェックしています◆