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大人の勉強

2017年2月3日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日(2017年1月27日)の日経MJに面白い記事がありましたのでご紹介します。

「数学を今一度学び、楽しむ大人たちが現れている。」

というものです。

場所は東京や大阪という大都市圏に限定されているようですが、取材を受けた会社では、1カ月当たり主に30~40代の男女約450人が学んでいるというからかなりの規模です。

しかも、ボランティア的な無料のセミナーといった感じではなく、授業料は月二回一回50分で7,000円~9,500円というから本格的です。

多くの参加者の目的は、「子供のころからの苦手を克服したい。」というものらしいのですが、この気持ち非常によく分かります。

そして、それは多くの場合かなえられるものだと私は思っています。

なぜなら、大人になると人生における様々な経験を経ているため、子供の時に比べてより論理的、俯瞰的にものを見られるようになるからです。

よく、「子供の時に比べて、歳をとってからの勉強は大変」と言われますが、これは「記憶力」については当たっていることですが、論理力、判断力などについては、全く逆だと思います。

このことは、ランゲッジ・ヴィレッジが提供する「中学三年分の英文法を2泊3日で血肉にする合宿」の講師をすることで、非常にリアルに体感できます。

この講座を受けるビジネスマンのほとんどが学生時代に英語を苦手としていた方ですが、そのうちのかなりの方が、「あれ?英文法ってこんなにシンプルだったかな?」という反応を示されます。

もちろん、こちらの構成の工夫で、学校で教わるよりもずっと、シンプルに分かりやすくしていることは確かですが、それでもその効果を超えたレベルの好反応が見られるのです。

そしてもう一つ、これは、数学にはない理由だとは思いますが、学生だった時にはただの受験勉強の一部に過ぎなかった英文法ですが、大人になってから学ぶ英文法は、英語でコミュニケーションをとるための「道具」の獲得のためだという明確で実用的な目的があるからでもあると思います。

話を数学に戻しますが、つまりは大人になってからの勉強が楽しいのは、純粋に数学を理解するために学ぶことができ、またそれを理解するためのベースもかつてよりもずっと兼ね備えていることに自ら気が付くことができるからと言えると思います。

皆さんも「大人の勉強」してみませんか?

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