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情報過多社会

2008年1月26日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

最近のインターネットを中心とする情報提供・享受の技術の向上から情報過多社会が到来しているのではないかとおもいます。

「情報は無いよりあったほうがよい。」

と誰もがおもいます。

インターネットがここまで普及する前の時代でしたら、テレビのコマーシャルで新製品の存在を知っても、それを実際に買った人と話をするとか、雑誌や新聞で特集を組まれているものをたまたま見ることで詳しい情報を少しずつ得ていくというのが普通でした。

ですが、今の消費者はどうするでしょうか?

新製品の存在を知った瞬間にパソコンの前にすわり、その製品のメーカーのHPでその商品をチェックします。

ただし、そこにはメーカーに有利な情報しかのってないと消費者も理解していますから、その他の非公式のブロガーのブログで実際の生の声をチェックすることで、あたかも自らが実際に使用したかのような感覚を得ることもできるようになりました。

メーカーがうそをつけない時代になったということです。

これはいいことかもしれません。

しかし、同時に、消費者がいい意味でメーカーの公式な広告文句にだまされて、心地よい気分に浸るということもなくなってしまったともいえるのではないでしょうか。

メーカーが、ある程度本音を隠して、ひとつの製品を長い期間売ることで利益を上げ、その利益で革新的な新製品の開発をおこなってよりよいものを作っていくということができなくなってしまうことが心配されます。

どうしたらよいのでしょう?

情報過多の社会を、メーカー、消費者ともに幸せに導くよいシステムの構築が必要なのかもしれませんね。

それは、メーカーと我々消費者の両方に責任があるのだと思います。

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