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解決策はここにあります

2013年4月8日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

本日(2013年4月8日)の午前中のヤフーニュースに以下のような記事が紹介されていました。

「TOEIC高得点社員の英語力ギャップ なぜ?人事担当者もビックリ」

記事は こちら からどうぞ。

このブログの読者の方であれば、そんなこと当たり前でしょ!という感じだと思いますが、実際にまだまだこれだけの企業がこの問題を問題と捉え、そして解決策がないと頭を悩ましているのですね。

日本の企業は、いろいろなものを改良するのは得意ですが、何かを発明することは苦手、だとはよく言われます。

『発明』というのは、言い方を変えれば『本質を捉えて、今ここにない改善策を提示する』ことといえると思います。

まさに、この問題(もはや社会問題といってもよいと思います)は、問題の本質は何かをしっかり考えないで、「英語ができる人を採用するためには現時点で一番有名な試験の結果をもとめる」ことで解決できると思い込むことから来ていると思います。

つまり、企業自体も実は英語で何が必要かをしっかり捉えることなく、『今の時代、企業たるもの英語が当然、必要だ』というお題目に振り回されているだけだから、このようなことが起きてしまうのだと思います。

「英語をツールとして使う」ということが仕事に求められる業界の企業さんは当然にして全面的にTOEICを英語の能力基準にするわけがありません。

実際に、ランゲッジヴィレッジを古くから活用されている企業さんの多くはまさにこの考え方で貫かれています。

なぜなら、英語をコミュニケーションツールであると頭の中でしっかりと定義されている人事部の方が、TOEICを一度でも受験されれば、この試験が「コミュニケーション力」を測る試験ではないことがすぐに分かるからです。

TOEICは、600~700点くらいまでをいわゆる「受験テクニック」なしで活用すれば非常に効率的、かつ効果的にコミュニケーションに最低限必要な英語の文法、語彙を持っているかどうかを判断する基準とすることができます。

知識を持っているかいないかを測定するのであって、それを運用する力を測ることはできないのです。

私たちは、このことをずっと前から言っています。

何度も繰り返しますが、私たちは決してTOEICを全面的に批判したことはありません。

それ以上でもそれ以下でもないと言っています。

このことを理解することがまず、日本人が英語と「健康的に」付き合っていく第一のハードルだと思っています。

このことについて詳しくは こちら

TOEICの点数をアクセサリーの数を競うがごとく、どこまでも求めることに意味を見出すほど、余裕のある企業は皆無のはずです。

みんな、700点くらいをテクニックなしでクリアしたら、「TOEIC何点?」ではなく、その知識をいかにグローバルビジネスの戦場で縦横無尽に活用できるかを競い合う方向で努力をさせたいと思っているはずです。

しかし残念ながら、今朝のヤフーニュースの記事になってしまうように、「その方向で競い合う基準がない」と日本社会は思ってしまっているのです。

まさに、タイトルのとおり、「解決策はここにあります」と言いたいと思います。

私たちはこのような世情の中にあって、自分たちの開発したSEACTテストを大切にそして、確実に世の中に広めることを使命とすべきことを改めて感じた次第です。

SEACTテストについての概要は こちら

SEACTテストの受験の様子は こちら

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