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AI時代における英語学習の存在意義(アベプラで議論しました)

2025年3月20日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日(2025年3月18日)、「アベマプライム」の火曜日回にお邪魔して「日本人が英語が苦手な理由」「LVで短期間で英語が身につく理由」そして「AI時代に英語学習の意味があるのか」などのテーマで議論をする機会をいただきました。

その議論の開始前に、実際に番組のスタッフがLVの国内留学を体験している様子を伝えるVTRを流してくれたのですが、その内容がかなりいい出来になっていて、今後ランゲッジ・ヴィレッジの「学校紹介ビデオ」的に使わせていただこうと思っています!

事前に聞かされていていた3つのテーマの中で私が最も興味深かったのは三つ目の「AI時代における英語学習の存在意義」でした。

私は今まで、この「AI時代における英語学習の存在意義」についてもそれなりには考えていましたし、私の中でのその答えも比較的はっきりしていて「意義はある(英語学習は存在し続ける)」というものでした。(LVの経営者としては当然ですけど)

ただ、それを人様との議論に耐えられるだけの「論理」なり「証拠」なりが他の二つのテーマに比べて弱いなと気づかされたという意味で興味深く感じたのです。

そのため、ここ一週間ほどそのことを集中的に考えていたのですが、先日娘と話をしていた際、ふとその「証拠」となるものに気づいてしまったのでした。

うちの娘は筋金入りの「韓流音楽ファン(BTSから始まり今ではTxT)」で少なくとも勉強時間以外の私の目につく時間はすべて彼らのパフォーマンス(音楽とダンス)の視聴に費やしていると言っても過言ではありません。(実に困ったものです)

ただ、それだけの時間は惜しみなく使うことはあっても、お金を使うことは普段ほとんどありません。音楽はアマゾンミュージックで聞き放題、ダンスはYoutubeで見放題だからです。

これは、(シングルCD一枚に千円を出して一曲一曲を大事に聞いていた)私たちの世代からすると、音楽とパフォーマンスの「ハイパーインフレ」が起こっているように感じられます。

ところが一方で、彼女はまだ中学生の分際で彼らのライブに参加するのに平気で万単位のお金をお小遣いから支払うのです。

しかも、そのライブ、ただお金を出せば参加できるというものではありません。

いろいろなグッズやコラボ商品を買ってようやく、抽選への「応募資格」を得られるというもので、当然ですが抽選に当たらなければ当然参加することはできません。

ですから、チケット代だけでなく応募に至るまでに支払ったお金まで入れるとそれは相当な額になるはずで、うちの娘は過去に一度だけ当選したこがあるのですが、その時は文字通り狂喜乱舞していました。

娘とそのような話をしていた時に私は「これだ!」と気づいたのでした。

AIが英語から日本語に、そして日本語から英語に「無料で」「即座に」そして「ほぼ完ぺきに」翻訳してくれる時代には、大部分の人が「英語学習」の必要性を感じることはなくなります。

ですから、海外旅行に行ったときや、逆に国内で外国人に英語で話しかけられたときなどのために英語を学ぶモチベーションなどなくなるのは確実でしょう。

しかし、例えば英語圏の人にこちらの高額な商品を買ってもらう必要のあるビジネスパーソンや英語圏への留学や生活をする必要がある人など、世界の人々と深く「つながりたい」と考える人は、必ず「英語学習」は必要で、しかも「ライブ感」のある学習スタイルを大切にするはずなのです。

なぜなら、お気に入りの韓流スターと空間を共にしたいという気持ちや英語圏の人と直接理解しあいたいという気持ちは人間の根本的な欲求に根差しているものだからです。

AIというブラックボックスを通してではなく、相手がどのような思考を経てそのような発言をしているのか直接把握しながらコミュニケーションを取りたいというこの欲求は、AI翻訳によって満たされるようなことは決してありません。

これは、アマゾンミュージックやYoutubeを多用しながらも、TxTと空間を共にしたい気持ちを抑えることができないうちの娘の心の状態と同じだと思ったのでした。

つまり、AI時代が進展すればするほど、「ライブ」=「国内留学(生活と英語の融合空間)」を活用する英語学習法は、むしろ今よりもより重要になるはずだと確信してしまったのです。

議論の中でもそのことをお伝えさせていただきました。

ありがたいことに、番組を見てくださったある方から、「音楽ストリーミングサービスのくだりが最も説得力があり納得できました」という感想をいただくことができました。

皆さま、AI時代においても本当に「つながりたい」人にとっては英語学習の存在意義は大きくなることはあってもなくなることはありませんので、安心して全力で取り組んでいただければと思っています。

 

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