youtubeとSNSの時代
2011年12月18日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
先週は、youtubeの新サービスが「普通だ」ということで批判めいたことを書きました。
ところが、昨日の日経MJを読んでましたら、googleらしいyoutubeのマネタイズの仕方を紹介していました。
勉強不足でグーグルさんにがっかりっぽいことを言ってしまい、どうもすみませんでした。
やはり、グーグルはグーグルでした。
たとえば、この「ユーチューブトラベル」。
利用者が投稿した世界中の都市の旅行動画を集めたページで、日本航空とJTBが協賛しています。
この2社の提供する各都市への航空券や旅行ツアーの販売ページにリンクが貼られています。
動画の再生回数は1年間で130万回もあり利用者のコメントも多く寄せられているようです。
これによって、旅行に行く前からイメージを具体的に膨らませることもできるし、なんとなく動画を見ている中で、「実際に行きたい」という欲求を膨らませることもできます。
これこそ、全く新しいアイデアのマネタイズ例だと思います。
その他にも、通販のニッセンが、このようなサイトを運営しています。
洋服のモデルの着こなしを紹介する動画内に出てくる吹き出しをクリックするとモデルが着ている服の購入ページに移動できるというものらしいです。
youtubeの強みは、運営側が発想もしていない形のコンテンツがユーザー主導で自然発生的に生じ続けることにあると思います。
そして、その拡散に貢献するのが、SNSだと思います。
現在では、SNSと言えば日本ではMIXIとFacebookが圧倒的ですが、先日も書きましたgoogle+も追い上げていると聞きます。
しかも、google+は、youtube などのグーグルが提供する様々なサービスと当然に親和性が高いですから、今後その勢力図に大きな変化が起こる可能性もあると思います。
ますます、目が離せないIT戦国時代です。
受益者である我々としては非常に嬉しい戦いとなっています。