代表ブログ

YOUTUBEの未来

2010年9月3日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日、グーグルがYOUTUBE運営について重大な発表をしました。

「映画の有料配信について米英が会社と協議し、年内にもサービス開始か?」

というものでした。今までグーグルは、何かを始めるとき、具体的にこのようにすれば収益を得られるようになるという具体的な計画があってその何かを始めるという方策をとっていません。

とにかく圧倒的に多くの人々が訪れるようなものを作れば自ずと収益は後からついてくるということを実践してきた会社でした。

そもそもの検索サービスもそうですし、Gmailについてもそうでした。

外野から見ていて、何でそんな一円にもならないようなことを、ものすごいコストをかけて世界の一般の人々のために奉仕するのかな?と思うようなものを、最終的にはものすごい利益率でお金を生み出す集金マシーンに見事に変貌させることに成功してきたのです。

ただ、このYOUTUBEについては、莫大な金額で買収をしてから、ずーと収益を得られるような仕組みを、発表しないで(できないで)今日まできてしまっていました。

今回の発表は、私も「ついにかっ!」と思いました。

ただ、今回は今までのグーグルの強さの根幹である「無料サービス」ではなく、あくまで「有料サービス」というところが非常に気になります。

YOUTUBEが、テレビに取って代わる一大産業となりうるのか、それとも単なるひとつの選択肢として小さく存在していくのか、非常に興味深く見守っていきたいと思います。