やり直し英語革命 #332
2024年11月19日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介
【書籍名】 やり直し英語革命
【著者】 新村 真也
【出版社】 ダイヤモンド社
【価格】 ¥1,000+税
【購入】 こちら
私はランゲッジ・ヴィレッジが世の中でどのように受け止められているかを知るために時々「エゴサ」をします。
その時に偶然発見したのが、「英語の達人養成ジム」というブログと「師範代Shinya」というYoutubeチャンネルを運営されている新村真也氏のランゲッジ・ヴィレッジを「激押し」してくれているブログページと以下のYoutube動画でした。
本当にありがたいことに、ランゲッジ・ヴィレッジについてあまりに的確かつ情熱的にお伝えいただいていて、皆さんに「ステマ」なんじゃないかと思われないか心配になるくらいの激押しぶりなのですが、ご本人とは金銭のやり取りはもちろん、直接お会いしたことも一度もございません。(笑)
なので、私としても何とかその御恩に報いることはできないかと考え、すぐさま新村氏の著書である本書を購入し読ませていただいた次第です。
ランゲッジ・ヴィレッジのことを絶賛していただいたとはいえ、当然ですが、実際に読んでみてこのブログにて取り上げるべき内容でないということであったなら、取り上げることはできません。
しかし、結論的には喜んでここにご紹介させていただく運びとなりました。
本書はその基準を確実に超えており、その内容はもちろんのこと、著者の人生そのものが、日本人英語学習者が歩むべき学習過程(ロードマップ)そのものとなっていることを知ることとなりました。
まず、著者のプロフィールをご紹介します。
静岡(これもご縁です)の高校の商業科を卒業後、18歳で鉄工場の作業員となります。その後、21歳でスーパーの店員、24歳でジーンズショップの店員、25歳でその店長となり、28歳で英語学習を決意し英会話スクールに通いはじめます。
つまり、28歳まで実質的には英語知識はほぼゼロで、その状態で「英会話」にチャレンジしたことになります。
このブログを読まれている方にとっては当然のことですが、そこから一年間は耳が英語に慣れることはあっても、一向に英文を作ることができるようにならず、英語学習をあきらめようとします。
そんな中で偶然にもある週刊誌の「英語が身に付くまでの流れ」という特集記事を目にし、初級・中級・上級のレベル別に「やるべきこと」「やらなくてもいいこと」があることを知り、その「レベル別ステップ学習」をより詳しく知るために他の書籍を購入するなどして研究を重ねました。
その結果、1年後にTOEIC735を取り、3年後には900越え、4年後に英検1級そして最終的にTOEIC975という日本人英語学習者としては最高レベルにまで達したということです。
当然ですが、本書のポイントは、この初級・中級・上級のレベル別に「やるべきこと」「やらなくてもいいこと」を提示し、具体的な「レベル別ステップ学習」を紹介することにあります。
著者のケースが優れている理由は、多くの(大人の)英語学習者のスタート時の「英語知識の習得状況」がバラバラであるに対して、(大人でありながら)「ゼロ」からスタートして、最終的に日本人の英語学習者の最高レベルにまで到達したというその稀有性にあります。
それは「やるべきこと」「やらなくてもいいこと」の提示の精度が極めて高いことを意味しているということです。
この意味で、本書は冒頭の「御恩」に関係なく、間違いなくこのブログで紹介すべき一冊だということをご理解いただきたいと思います。