
プレジデント2025年3/21号 #344
2025年3月7日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介
【書籍名】 プレジデント2025年3/21号
【出版社】 プレジデント社
【価格】 ¥836+ 税
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本誌の英語関連記事のタイトルは、「人生を変える科学的に正しいやり方『英語』最速最短の勉強法」となっています。
ランゲッジ・ヴィレッジでは英語習得は「子供の方が有利だ」という一般常識に抗うように「大人の方が有利(効率的)だ」という考えを一貫して持ち続けてきました。
そして今ではそれが確信に変わっています。
そのあたりのことはウェブサイトおよび様々なブログ記事においても何度もお伝えしてきたところです。
その上で本誌で現役の医師・医学博士である加藤俊徳氏が書かれた記事が特に印象的でした。
というのも、この記事では、以上のような私たちが長年にわたる英語教育実践の中で培ったこの独特ともいえる確信を「科学的に」説明されていたからです。
そのあたりのところを少しだけ引用してみます。
「子供の場合、真綿が水を吸い込むように新しい情報をどんどん脳に取り入れていきます。しかし、経験値が少ないため、吸収した情報を活かす『脳のソフトウェア』を上手に使うことができません。それに比べて人生経験が豊富な大人の場合、『脳のソフトウェア(具体的には脳内の8つの番地)』を巧みに使うことができます。しかも、英語以外の情報やノウハウも動員してそれをフル稼働させるので英語学習での相乗効果を得やすいのです。その意味で言語の構造や意味がよく分からない子供よりも、はるかに英語学習のスピードを速めることができるのです。つまり、8つの脳内番地の働きを理解(特にその8つの中での自分自身の強い弱いを含めた)した上で、英語のトレーニングをすれば、いくつになっても、どんな大人でも英語脳は成長し、英語力も高まって行くわけです。」
最短2泊3日の「文法講座(虎ノ穴)」と7泊8日の「国内留学」のセットを施すことで、受講者がその時点でほとんど忘れてしまっていた英語を仕事で「使える英語」にまで高めるというランゲッジ・ヴィレッジの実践と加藤先生のこの記事での指摘は、「大人」だからこそという一点で完全に符合するものです。
その意味でとても読み応えのある特集記事でした。