おすすめ書籍紹介

日本人にとって英語とは何か #134

2015年12月31日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

日本人にとって英語とは何か                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   【著者】  大谷泰照

【出版社】 大修館書店

【価格】  ¥1800 + 税

【購入】   こちら

外国からの帰りの飛行機の中や日本の空港の帰国カウンターのところでは、ほとんど例外なく、日本人の旅行者による「やっぱり日本と比べると全然ダメだったね。」発言が聞かれます。

わざわざ海外にまでお金と時間を費やして行ったのにその「違い」を楽しむことのできない日本人の言葉に毎回心から寂しい気持ちにさせられます。 かと思えば、外資系でもない、純粋な日本企業においても「英語ができなければ、ビジネスマンとしては失格」とでも言わんばかりのグローバル化の嵐です。

また、かつて日本は明治時代、鹿鳴館時代と呼ばれた、何でもかんでも欧米崇拝時代を経験した後、昭和の時代に入って、欧米人を「鬼畜米英」とさげすんだり、英語を敵性語として扱ったりということも経験しています。 このように、日本においては欧米文化、そして英語との付き合いというのは、「超蜜月」と「英語不適合」を極端に行ったり来たりを繰り返しています。

自分と異なる文化に触れたときに、両極端に振れてしまうという心の動きは、自分に対する自信のなさの裏返しでもあります。 本書は、「国際人」の本質とは、まさにこの自分に対する自信をつけること、すなわち、文化と文化との「違い」を冷静に受け止め、理解し、尊重する力をもつことであるということを考えさせられる内容となっています。  

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