おすすめ書籍紹介

英語の前置詞使いわけ図鑑 #266

2022年2月28日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【書籍名】 英語の前置詞使いわけ図鑑

【著者】  清水 建二

【出版社】 アスコム

【価格】  ¥1,600 + 税

【購入】   こちら

英単語語源図鑑 #191」をはじめ以前に何度もご紹介している清水建二氏による「英語○○図鑑」シリーズの「前置詞」版です。

私が主宰する「文法講座」の最初期の段階で扱う「副詞句」と「形容詞句」の項目で、それらを構成する要素として「前置詞」を学びます。

その際に、受講者の皆さんの「前置詞」の覚え方に大きな問題があることを体感的に理解していただくようにしています。

実際に、「in」「on」「at」という三大前置詞を単純に(副詞的に)訳すように指示を出すと、ほぼ100%の方が、「(中)で」「(上)で」「で」という三つの「で」を使って訳されます。

そのうちの二つには(中)(上)というおまけつきです。

実は、これらの「おまけ」こそが本書で最も重要視する「イメージ」です。

ただし、残念ながらここで皆さんがあげられる「イメージ」には問題があることが多く、例えば上記の(上)などは完全に間違っています。

本書の目的はこのような間違いを正し、前置詞の正しい「イメージ」を完全な形で皆さんに提示することです。

ここで、先ほどの「in」「on」「at」の三つを例に明らかにしてみます。

「in:空間(内部)にすっぽり囲まれて。空間は立体的でも平面的でもOK。」

「on:(上下横関係なく)くっついている。(接触・付着・隣接している)」

「at:(場所の)一点で。」

どうでしょうか。

このイメージがしっかりと理解できれば、よく赤ちゃんを乗せた車に張られている「BABY IN CAR」の違和感に気づくことができるようになります。

なぜなら、「BABY IN CAR」は赤ちゃんがすっぽり車という空間の中に「閉じ込め」られているようなイメージを持たせてしまうことになるので、あくまでも「乗っている(車床に体が接触している)」ということを表す「BABY ON BOARD」とすべきだと自然に感じられるようになるからです。

つまり、「in」の「(中)で」はほとんどの皆さんは正しいイメージを持っているけれども、「on」の「(上)で」は仮に天井にくっついている場合には「(下)で」というように全く逆のイメージを持ってしまっている危険性があるのです。

「at」の「で」はイメージがあやふやではありますが、何もつけないことで結果的に「(場所の)一点」というイメージを表現しようとする意志が感じられるような気がします。

このように日本語には存在しない文法項目である「前置詞」をイメージで理解することを強力にサポートしてくれる非常にありがたい一冊になっています。

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